フリーランスエンジニアが組織化して起業するのが難しい理由

『フリーランスエンジニアが組織化して起業するのが難しい理由』

#フリーランスエンジニア がやってる仕事って、仕事内容の殆どで『熟練したスキル』が必要で、誰でも教えれば3ヶ月以内に執行可能な実務が殆どない。

こういう仕事をしてると、営業力とマネジメント力がないと、アシスタントを雇って仕事を教えながら事業拡大してく難易度が跳ね上がる。

要は未経験人材を雇った後に「どうマネタイズすれば良いのか?」が難しい。(無理とは言わない)

他方 #フリーランスマーケター がやってる仕事って、数値を見て次の施策を意思決定する戦略部分以外は、意外な程事務的な作業も多く、アシスタントを雇って仕事を教えながら事業拡大してくのが結構容易い。

勿論、「人に何かを教えるスキル」「抽象的ではなく具体的に仕事をプロセス化するスキル」はそれ自体がマネジメント能力の一部なので、新人を懇切丁寧に教育することが出来ない人は結局できない訳だが、

人に何かを教えたり、言語化能力が高い人なら、エンジニアを0から育てることに比べたら破壊的に早い速度で未経験人材(即戦力人材を雇う採用単価や給料は起業当初はリスク高い)をマネタイズすることが出来る。

要は、1クライアントの仕事の作業量を半分アシスタントに手伝ってもらって、余った労力で2社目のクライアントを獲得して仕事をする。結果的に、自分の作業量は減って尚且つ未経験人材に対して給料を払ってもむしろ色々とプラスの状況を作りやすい。

要は、B2B向けにスモールビジネスする時に大事なのは「これって俺じゃなくても素人でも俺が教えれば早い段階でセミオートで回るよね」という仕事の量だと思っています。

フリーランスマーケター(例えば広告運用とかSEOとかディレクションとか諸々)の実施する仕事って、数値を見て意思決定した後は、割と事務的な作業が多いので、スキルフルな知見を使って働く部分に、意外なほど時間って取られないんですよね。

でもエンジニアの場合は違う、自分が培ってきたスキルを発揮して仕事をする以外に、他に仕事がない。事務的な作業とか殆ど皆無。全部がスキル必要な仕事。

だから、未経験の新人とかに任せられる仕事が壊滅的に少ない。

勿論、高いレベルのマネジメント力と、高いレベルの営業力があれば、早い段階である程度基礎的な仕事を教えた後に、レベルが低いプログラミングスキルでも回せるワードプレスの改修案件とか、その他、その人が実務として回るレベルの案件を取ってくる営業があれば、色々と新人を0から安い賃金で雇っても経済的になんとかなる。

でも、更にここがボトルネックというか、エンジニアという職種の人は、マジでプログラミングしかしてない人が多いので、そういうアイディアを育んで実行に移せる人が少ない。

以上、『フリーランスエンジニアが組織化して起業するのが難しい理由』でした。

藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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