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100円のボールペンを1万円で売る方法 | ブランド戦略論

2020年12月10日

ブランドってなんなんだろう。

 

最近すごく考える、そして、すごく憧れる。

 

僕の好きなhiphopアーティストに、ジュース・ワールドって人がいる。

 

彼は1998年生まれで、僕よりも年下で、だけど彼は10代で、音楽の才能が驚くほど華麗に開花して、

 

2020年12月時点で、彼のYouTube登録者は741万人もいる。

 

 

すごい。

 

凄まじく音楽で成功している。

 

でも彼は、2019年12月8日にドラッグの過剰摂取で、若くして死んでいる。

 

悲しい、だけど、彼の音楽は永遠に生き続けている。

 

だって、彼が死んだ後も、彼が生前録音した曲や、誰かのミックスが、

 

続々と新曲としてYouTubeにアップされているから。

 

これは、hiphopの業界ではよくあるんだけど、2pacとかビギーとか ...etc

 

彼が死んだ後、何十年も経ってるのに、

 

知らない誰かが彼らの声をミックスして新曲として出してる。

 

(例えばこういうの)

 

ジュースワールドの音源も、

 

こんなふうに永遠に生き続けるんだろうなって思う。

 

それで、先ほどYouTubeで偶然に発見したんだけど、

 

彼が生前にスタジオでフリースタイルみたいに歌ってる『fast』って曲があって、

 

彼がカラオケしてる動画が上がってたんだけど、

 

すごく良い、それがコレ。

 

 

この曲は、僕の大好きな曲の一つで、特に、好きな歌詞は、

 

I don't want nobody to think that I'm an asshole
I don't try to be mean on purpose, I promise
My mama taught me better than that, I'll be honest

 

このところです。

 

日本語に簡単に意訳すと、

 

誰からも俺がアホなんて思われたくない

俺は理由もなく誰も傷つけないって約束するよ

母さんが教えてくれたんだ、だから俺は素直でいるよ

 

まあ、彼のファンじゃないと全く興味ないと思うんだけどw

 

でも、この話しの教訓は、ブランドっていうのは、一回でも確立されて、名前も知らない人に好かれると、長きに渡って認知され、そして長期的に、猛烈に愛される。

 

それがブランドの強さ、すごさ、凄まじさだ。

 

それで、自分でも驚いたんだけど、僕は彼の動画を見た時に、彼がY-3っていう服のブランドを着てるのを見て『コレ欲しいかも』って思った。

 

僕はもう、洋服なんてなんの興味も関心もないのに、驚きだった、

 

『これかっこいいから、僕も似てるやつを、ネットで買おうかな』って思った!

 

 

このY-3ってブランドのこと、実際にはよく知らないけど、

 

昔KREVAとかAKLOも着てたのを見たことがある。

 

それを無意識レベルで覚えてて、それで今日ジュースワールドもY-3って服を着てるのを見て、

 

それで思い出して、それでジュースワールドがY-3の服を着てるから、

 

かっこいいって見えて、買おうとした。

 

もしこのブランドが、ヒップホップに近い人をターゲティングして、

 

アーティストに着せてるなら、

 

相当マーケティングが上手で成功してると思う。

 

100円のボールペンを1万円で売る方法

 

ここでやっと、この記事のタイトル回収に入るんですけど、

 

100円のボールペンを1万円で売る方法

 

この問いは、誰が最初に考えたのか知らないけど、

 

テレビやネットでちょくちょく聞いたことがある問いです。

 

皆さんも聞いたことがあるのでは? そして、色んな答えがあるんだろうけど、

 

今日の話しを踏まえると、

 

100円のボールペンを1万円で売る方法は、そのボールペンにブランドがくっ付いてれば、いくらでも高く売れる。

 

たぶんだけど、さっき僕が

 

りょすけ
『ジュースワールドかっこいい〜💓そしてついでにこの服も素敵〜💓』

 

って思ってる時に、

 

目の前にY-3ってロゴが入ってるだけの100円ショップのボールペンが目の前で売られてたら、

 

多分、誰かのお土産にでも買ってたかもしれない。

 

ぶっちゃけ、ルイ・ヴィトンだって言ってしまえば、ただの布(ぬの)じゃないですか?

 

でもなんで、みんな大枚叩いて金出して、ルイ・ヴィトンのバック買うじゃないですか。

 

その理由は、

 

自分でルイ・ヴィトンのカバンは超クールだって信じきってるからですよね。

 

 

人間は「自分が正しい」と信じると、とことん信じる

 

ちょっと話しが変わるんだけど、

 

皆さんは、ザ・インポーター(ペテン師)って映画をご存知ですか?

 

ザ・インポーター【DVD】 [並行輸入品]

 

この映画は、とある青年が、何年んも前に失踪してアメリカで行方不明になった少年になりすまして、

 

その母家族の元に帰って、実際に数ヶ月も一緒に生活してしまうというドキュメンタリーなんだけど、

 

子供が行方不明で失踪してる家族は、

 

明らかに見た目が違う少年でも、数年ぶりに再開した目の前の青年を、

 

『大人になったね』などと言って自分の子供だと信じてしまう。

 

それで、

 

世間がどれほど疑いの目を向けて叩こうが、それは自分の子供だと必死に守ろうとしたりする。

 

今回のテーマの「ブランド」とは話しが違うけど、

 

人間が何かを信じ込む力は、極めて強くなかなかブレない。

 

だから、何か新しくビジネスをやるときも、僕たちは常に、

 

ブランドをどう作れるかを考えて、商売をしなきゃいけないと思う。

 

スティーブジョブズも言うように、ブランドを作るのはめちゃくちゃ難しいけど、

 

洋服だろうが、ソフトウェアだろうが、サービス業だろうが、靴だろうが机だろうが関係ない、いちばんに大事だと思う。

 

「マーケティングはバリューだ、複雑でカオスな世界で、ユーザーに僕たちの名前を覚えてもらうチャンスは殆どない」 by スティーブ・ジョブズ

参考 : プログラミングかマーケティングどちらかを学ぶとしたらどちらがいいか

 

時間がかかるけど、いちばん大事。

 

僕がY-3というブランドを知ってから、今日この服が欲しいなって思うまでに5年くらいはかかってる。

 

だけど、一度、ブランドの土台が完成してしまえば、これは最強のマーケティングになる。

 

何故なら、ブランディングっていうのは、勝手に売れ続ける仕組みだからだ。

 

だからこそ、僕はこの記事の冒頭に、下記のように書きました。

 

ブランドってなんなんだろう。最近すごく考える、そして、すごく憧れる。

 

僕は、自分の人生(100年生きるとしたら残りの77年)に渡って、

 

ジュースワールドという人物を忘れないし、たまに彼の音楽を聞くし、

 

同時にY-3っていう名前のブランドも忘れないし、

 

なんなら買うかもしれない。

 

羨ましいなあああm(_ _)m

 

僕自身が有名になりたいとか勘違いなことは思わないけれども、

 

商売やクリエイターとして何かを作ったりしてると、

 

自分の会社とか、自分の商品とか、自分が作り出したサービスとかが、

 

一部のニッチ層にでも刺さって欲しいと常々思うし、

 

誰かから熱狂的に支持されるようなものを作りたいなって常々思うし、

 

そして、それが実現できている人は、すごいなって思う。

 

ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)

 

まさしく、田端さんも言うように『ブランド人になれ!』ってな感じで。

だから僕は、インフルエンサーって言葉は、最近ではもう当たり前のように市民権を得ているけれども、

 

その言葉が持つ偉大さみたいなものは、

 

自分の頭上に一点の曇りも燦燦と(さんさんと)と上の方で輝いています。

 

以上

以上になります、

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

ちなみに、この前のブログでも書いたけれど、

 

初心者さん向けにブランディングとは何かを簡潔に教えます、100%です

 

もしブランディングを体系的に学びたければ、ブランド戦略論って本が超絶おすすめです。

 

 

ちょっと高いけど、0から10まで、深く言語化されてて血となり肉となる傑作です。

 

 

 

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