世界一の富豪 イーロンマスク「俺の財産はすべて人類の救済と地球問題の解決に使う」
テスラの株が暴騰し、
大株主であり創業者のイーロンマスクの資産は世界の長者番付の一位になりました。
ギフテッドという言葉がありますが、
イーロンマスクは間違いなくギフテッドでしょう。
なぜか。
それは、彼が電気自動車会社や宇宙ロケット事業で成功してるからじゃありません。
もっと言えば、テスラ株バブルによって世界一の富豪になったからでもありません。
彼がギフテッドである理由は、まさしく彼の強い強い共感能力と、強い使命感にあると思うのです。
そもそも、wikiにはギフテッドという方々について、このように書かれています。
ギフテッド(Gifted)、知的ギフテッド(Intellectual giftedness)とは、先天的に、平均よりも、顕著に高い知性と共感的理解、倫理観、正義感、博愛精神を持っている人のこと。外部に対する世間的な成功を収める、収めないにかかわらず、内在的な学習の素質、生まれつきの高い学習能力や豊かな精神性を持っているということである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
イーロンマスクさんは、
外部に対して成功を収めることを明らかに求めていると思いますが、
だとしても、その理由は自分が豊かになるためではなく、より事業を拡大するためで、
事業を拡大したい理由は、これまた自分が豊かになるためではない。
下記のツイートは、テスラが世界一の価値を持つ自動車会社になるはるか昔のツイートですが、
かれはこんなことを言っています。
About half my money is intended to help problems on Earth & half to help establish a self-sustaining city on Mars to ensure continuation of life (of all species) in case Earth gets hit by a meteor like the dinosaurs or WW3 happens & we destroy ourselves
— Elon Musk (@elonmusk) October 12, 2018
君は、なぜ私がお金が欲しいのか尋ねるべきです。 理由はあなたが思うようなことではありません。 レクリエーションのための時間はほとんどありませんし、別荘やヨットなどはありません。
私のお金の約半分は地球の問題を解決することに使い、残りの半分は火星に自立した都市を設立して、地球が第二次世界大戦や恐竜を絶滅させた流星に襲われても、すべての種の生命の継続を確保するのを助けることを目的としています。
こんなこと、本気で考えられる人がいるでしょうか?
ぼくは、こんな優秀な人材が、
おそらく彼以外にも沢山集まってくる米国がうらやましいです。
彼は、もともとは米国人ですらなく、英語ネイティブですらない。
恐ろしい能力。
自分が悲しくなる半面、どこか励まされる気持ちになったりする。
僕たち凡人がイーロンマスクから学べること
結局、商売で成功するならば、
自分が豊かになろうと思っても限界があるってことですよね。
自分は、だれを助けられるのかを真剣に助け、
身の回りの人の問題を、
どうやって解決するかを考えなきゃいけないですよね。
地球の問題を解決したり、
人類種を救うことを使命感に持つほどの壮大さはなくても良いと思うけど、
自分の仕事で、お隣さんが昨日よりも便利に過ごせることを考えれば、
仕事もうまくいくようになるのかなって思っています。
どんな問題に、自分は問題意識を持つのか。
自分が、心を痛めて、助けたいと思うことはなんなのか。
そういうことを真摯に考えていくことが、成功への道なのかなって思う。
人生は結局自己満足だが、他人を満足させなければ、自分を満足させることはできない。
目的は最悪お金儲けでも偽善でもいい。
でも、それでもその根本には、「俺はこの問題を解決したい」という強い博愛の気持ちがないとダメなんだなって
そう思いました。