
ウクライナ大統領「ロシアの軍隊は全く退散していない」とロシアの作戦縮小表明を一蹴
ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、同国での軍事作戦を縮小するというロシアの声明を一蹴し、信じていないと述べた。ウクライナ軍は東部での戦闘を準備していると述べた。
ゼレンスキー氏は国民向けのビデオ演説で、ロシア軍は東部ドンバス地方を攻撃するために部隊を再編しているだけだとし、「誰かが言っている甘い言葉は信じていない」と述べた。さらに、「我々は1メートルも譲らない。われわれは領土を守るために戦う」と述べた。
11月29日にトルコのイスタンブールで行われた停戦交渉を受けて、ロシアの国防次官は、キエフと北部チェルニギフ周辺での軍事作戦を「大幅に」縮小すると発表した。しかし、攻撃はその夜遅くまで続いたとのこと。