
「リスティング広告の経験を聞かせて欲しい」と言われた時、なんと答えるかについて。
今日はコラムみたいな感じで記事を書いていこうと思うのだが・・・
ズバリ「リスティング広告の経験を聞かせて欲しい」と言われた時、なんと答えるかについて。
広告運用部隊が優秀だと、その会社の利益に直に貢献できますからね。説得力を持って語れることが大切です。
でも、多くのリスティング運用初心者は、あまりここら辺を語れず、採用に至らないのかなとかも思ったりして、、、
自分の過去を思い出しつつ、あんなふうに喋ったら面接官の受けよかったなあっていうのを紹介します。
—
まずですけど、大前提として、運用する商材の平均CV率っていうのがあります。これを抑えましょう。
デート系なら10パーセントとも言われてるし、B2B系なら1パーセントとも言われてます。この平均値をまずは抑えること。
その上で、広告運用に入りますと言えば良いです。これが最初。
—
次に、月間の平均CV率に辿り着くために必要なクリック数を割り出して、そこからキーワードを押さえにいきます。
B2B系とかであれば1パーセントとして、最低でも100件クリックされないとCVしないですよねという感じで話を進める。
で、例えば月間5コンバージョン(月に5件のお問い合わせが欲しい)を目安にすると、毎月500クリック必要になります。
で、これを単純に30で割りますと、大体、1日15クリックくらい必要、それを達成できるに十分なキーワードを算出すること。
月間の推定クリック数が10クリックのキーワードがあったとすると、50個のキーワードを最低でも発掘しましょうねということになります。
—
その次、キーワードを運用する場合は、私なら「部分一致」でキーワードを運用します。これをするメリットとしては、
自分らが発見できない、需要とマッチした検索語句でクリックが発生することが多いためです。デメリットとしては、
検索需要とマッチしていないキーワードでクリックが多発すること。これに関しては毎日、検索語句をみて、不要なクエリは除去する活動をすれば良い。
—
で、これをしていくと必然的にクリック数が目標値に届かなくなるので、
正しい検索需要とマッチしたキーワードのみ、クリックが起こるようになるまで、
検索語句の除去と、追加のキーワードを発掘する活動が必要になっていきます。
—
で、これをしていくと、段々と表示回数とクリック数が最適化されていきます。クリック率が良くなっていくわけです。
Googleリスティング広告における平均クリック率は3パーセントと言われている(これも業界による)ので、この値をとりま目指す。
リスティング運用によるクリック率が、平均クリック率近くなってきて、同時にクリック回数が目標値に届きはじてきたらOK
あとはLPを改善していけば、大概はそこそこCVするようになるはずです。
—
言い忘れてましたけれども、上限CPCとかも最初に聞いておいて、入札戦略とかでコントロールするか、
検索語句で調整しながら、CPCの高騰も抑えていくスキルも必要になってきまする。
—
まあでも、こんな感じで、話をしていけば、大抵は話が通じるはず。結局のところ、こういうのは確率の勝負でもあるし、
平均的なCVRだったり、平均的なCTRをきちんと信じて運用するっていう思考がデジマ人材には必要なのかなと思ってます。
LPなんて大体どこも、おんなじなので、入り口のところに才能だったり競争優位性ってあまり必要ないんですよね・・・
まあ、、、広告運用のスキルや、ライティングのスキルはありますけど。特に広告運用には、こういう数字をきちんと見るスキルが必要だし、
ライティングに関しては、文字が読まれる感覚(センス)だったり、論理的にストーリを組み立てる頭の使い方だったりも必要です。