
反ワクチン主張のチェコの歌手、コロナにわざと感染し死亡
新型コロナウイルスのワクチンに反対していたチェコの歌手が、新型コロナウイルスにわざとに感染し、命を落としたとのこと。彼女の息子が明らかにした。
亡くなったのは、CNN系列局のフォークバンド「アソナンス」のメンバー、ハナ・ホルカさん(57)。CNNプライムニュースによると、ホルカさんは体調不良の息子や夫と自宅で故意にウイルスに感染し、6月16日に死亡したという。
17日にCNNプライムニュースの取材に応じた息子のヤン・レックさんによると、ホルカさんは「コロナを終わらせる」ために自ら感染したという。そうしたかったのだという。
レック氏は、インタビューに応じた理由について、「この議論は非常に重要だと思い、皆に警告したかった」と告白し、自分と父親が予防接種を受けたことを説明した。