
【闇】経験者が語るフリーランスエンジニアの厳しさと魅力
はじめに
側から見るとキラキラして見えるフリーランスエンジニア業界、
でも完璧な世界など存在せず、フリーランスエンジニア業界にも『光と闇』があります。
この記事では、具体的にどんな部分がフリーランスエンジニアの闇となっているのか、
フリーランスエンジニアの魅力とは何か、
フリーランスエンジニアの現実について、詳しく解説をして参ります。
【闇】フリーランスエンジニアの厳しさ
高齢になると仕事が取りづらくなった
フリーランスエンジニアとして働いていく中で、
マーケティングのスキルが伴っていかないと、
年齢を重ねるたびに案件が取りにくくなっていきます。
肉体的・精神的病を患った
人生とは長いマラソンのようなものです。
今、心身ともに健康でも、いつバランスを崩してメンタルがやられるか分かりません。
病気になって倒れるかもしれません。
そういう時のために備えておかないと悲惨なことになります。
不況により契約を切られた
フリーランスというのは、基本的には安定とはかけ離れた働き方です。
自由と責任と報酬の代わりに、安定を失うのがフリーランスです。
時として理不尽な形で契約を突然切られて仕事を失うこともあります。
フリーランスの働き方は常駐ばかり
マーケティングや交渉能力が低いフリーランスエンジニアは、
客先常駐のフルタイム週5の案件ばかりやらなければならず、
保証がない割に、結局は正社員と変わらない働き方しかできず、
人生に拡張性を持つことが出来なくなります。
事務作業がつらい
フリーランスという働き方は、
全ての時間をクリエイティブな作業に費やせるわけじゃないです。
事務作業なども同時並行してやらねばならず、面倒臭いことになります。
社会的な信用度が低い
フリーランスというのは、基本的には社会的な信用は鬼低いです。
しっかり仕事をやってくれるのか?と不安なので、大きな仕事は最初は任せてもらえないでしょう。
大きな借金もできないと思います。
スキルアップができない
向上心の弱いフリーランスエンジニアだと、
今まで自分が培ったスキルで食べていくのが精一杯で、
新しいスキルを獲得していくのが難しくなるかもしれません。
闇ではないフリーランスエンジニアの明るい部分
エンジニア経験を自分のビジネスに変えた
プログラミングのスキルがあり、
尚且つマーケティングやビジネスなどのスキルがあると、
めちゃくちゃ強みになります。
開発技術のみで成功した
フリーランスエンジニアとしてクライアントワークしながら、
個人開発のサービスがヒットして億単位の売却益を得たりできるかもしれないです。
高収入を得て資産運用をはじめた
スキルが高く最新の言語なども勉強をするエンジニアは、
特に若い頃は、得てして高額報酬を稼げます。
そういう風にして得た金を使って投資に回して成功できる人もいます。
少なくとも若い間は、いくらでも投資に回せる金を稼げるでしょう。
フリーランスエンジニアで闇を対策できる人
向上心が強く勉強熱心な人
とにかくフリーランスというのは、土日も祝日も関係ないです。
基本的には全部仕事なので、そういう事実をポジティブに受け入れ、
仕事を楽しめる人は問題なく成功していけるでしょう。
自己管理ができる人
フリーランスというのは、なんでも自分で決められる反面、
自分が間違った方向に行っても誰も止めてくれません。
そういう観点から言って、自己管理を徹底できる人は、上手に毎日を過ごせるでしょう。
環境の変化に順応できる人
歴史を見れば明らかなように、最後に生き残る人というのは、
強い人ではなく、変われる人です。
時代が変わってもスキルを順応させて変化していける人は、
何歳になっても高い報酬を維持し続けることができるでしょう。
何事も継続できる人
バイタリティが高い人は、基本的にはなんでも成功できます。
何歳になっても新しいプログラミング言語を学ぶなど、
挑戦をし続けましょう。
フリーランスエンジニアで闇落ちしてしまう人
メンタル管理が下手くそ
人生は、長いマラソンみたいなものです。
良い時もあれば、悪い時もある。
特にメンタルが病んでしまった時に、
素早くリカバリーできない人は、どんどん落ちてしまって、ダメになるでしょう。
安定・現状維持を求める人
フリーランスに、安心とか保証とかいう言葉はないと思ってください。
フリーランスは、高いところに目標を定めた人だけが挑戦を許される世界です。
安定を求めるのであれば、フリーランスはおすすめしません。
闇だけじゃない!フリーランスエンジニアの3つの魅力
汎用性のあるスキルが身につき市場価値が高まる
正社員をずっとやってると、会社の中でしか役に立たないスキルが身につきがち。
フリーランスは、現場を頻繁に変えたりするのは当たり前なので、
どこの会社も通用するスキルが身につきやすいです。
今どういう仕事が稼げるのか?そういう感性も身につきますので、食いっぱぐれにくくなります。
高収入を目指せる
フリーランスは、ハイリスク・ハイリターンな投資案件みたいなものです。
自分の実力を上げていけば、いくらでも稼げる道はあります。
金を稼ぎたいという欲望がある人は、フリーランスになるべきでしょう。
【闇対策】フリーランスエンジニアになる前の事前準備
十分な貯金をしておく
フリーランスになる前は、何かあっても大丈夫なように、
最初は案件が取れなかったり、すぐにクビになっても大丈夫なように、
ある程度の貯蓄をした上で、フリーランス挑戦することをお勧めします。
副業で十分な実績を作っておく
フリーランスになるときに、案件を獲得して稼いでいくわけですが、
案件を獲得するためには、スキルシートやポートフォリオを作っていきます。
そこにかける実績がなければ、全然ダメですよね。
フリーランスになる前に、ある程度の実績やポートフォリオを作っておきましょう。
フリーランスが意識するべきポイント
常に最新情報へのアンテナを立てる
ソフトウェア業界というのは、常に新しい技術が出てくるので、
古い技術はいつの間にか使えなくなってたりします。
なので、フリーランスエンジニアは、常に毎年新しい最新テック情報を掴んでおくべきです。
フリーランスエンジニアになる前に抱く疑問に答えます
どれくらい実務経験積めば稼げる?
大体3年くらい、一つのプログラミング言語やフレームワークで経験があれば、問題ないです。
例えば、Railsとか需要の大きいフレームワークで開発経験があれば全然大丈夫です。
フリーランスエンジニアはどの言語がおすすめ?
んー、おすすめの言語は、時と場合によって変わります。
2022年とかだと、やはりフロントエンドとかネイティブ開発だと思う。
RailsとかJavaとかも、根強い人気があります。
市場を見て判断するのが良いでしょうね。お勧めとかは別にないです。
ぶっちゃけ稼げる?稼げない?
ぶっちゃけ稼げます。普通に今はプログラマーは売り手市場です。
50歳前後までは、ウハウハで案件は取れると思ってて良いでしょう。
でも、しっかりと勉強を続けている人に限ります。
会社員とフリーランスどっちがいい?
これは性格によって違うと思います。
個人的には、稼ぎたいならフリーランスになった方がいいですし、
今後の世の中は、終身雇用も終わって、より流動的な人材雇用の世界になる、
だったら、最初からフリーになって、汎用性の高いスキルや働き方を身につけた方が、
将来のためにはなるような気がします。