難しそうなことに本気で挑む。そこに楽しさを覚える、高揚感を感じる。

Quoraの質問に答えた。

難しそうなことに本気で挑む。そこに楽しさを覚える、高揚感を感じる。

これですかね。

僕は12歳から13歳くらい子供の頃、アメリカのヒップホップが好きになったのですが、当時は本気で将来ラッパーとして音楽をやりたいなと思っていました。

『良い歌を作りたい』という気持ちで『どうすればKane Westみたいにラップできるんだろうか?』と寝ても覚めても考えていました。

英語みたいに日本語でラップをしたいと思っていたのですが、僕はそういう音感はゼロだったらしく、いくら練習しても日本語で英語っぽく歌うことが出来ませんでした。

ボイスレッスンにも通ってみたのですが、先生たちは発声のやり方は教えてくれるのですが、英語の発音も、日本語で英語っぽくラップする方法も教えてくれませんでした。

その後、少し条件を緩めようと考えた僕は、m-floのバーバルのラップに着目するようになりました。彼は、なぜか英語と日本語をごちゃ混ぜにして歌っていたので、参考になるなと思ったのです。

彼のラップは美しくてカッコよく、あんまりソロで歌っている曲がなかったので、m-floのバーバルがラップしてる所だけを切り取って自作ミックスを作って聞いてたりしました。

それで、1万回くらいカオスみたいに自分の声を録音して、聞き直して絶望して、録音して聞き直して絶望して、ホラーみたいな発声練習を沢山して、それでもフローが全然上達しなくて、それでも英語みたいに歌いたくて、

AmazonでUSのヒップホップのCD買いまくって寝るときもイヤホン聴いて寝ながらラップを聞いてたりしました。

そんな努力も虚しく、何年経ってもどれだけ練習しても、自分が望むような曲は作れず、ネットで調べてもボイスレッスンの先生も、日本語で英語と完全に同じような音で聞こえる歌い方は教えてくれなくて、

絶望して諦めてしましました。

結局、こういう沼にハマるのは、僕が音楽なんかで人を魅了させたいとか、そういう考えよりも、とにかくエンジニアリング的な視点から、ラップを科学したいみたいな考えで、全くエンタメとは逆方向の思考をしてたからだと思うのですが、

今考えれば、素直に音楽のリズム・テンポを学んで、そこに声合わせて良い歌詞を書くことに注力してればなあとか思ったりするんですが、、、

まあ、この話の教訓は、子供の頃の僕の無意味で失敗だらけで何も生み出さなかった努力は、無駄ではなかったなと今は思うわけです。

漠然としたなりたい自分の姿があって、どうしても、そういう風になりたくて、メソッドもなし、教科書もなし、お手本もないけど、とにかく無意識にでも無数の仮説を考えて、

知識が浅いんで、例え正しい方向に進んでても間違えまくって2歩進んで3歩戻ったりするわけなんですけれども、、、

自分の頭で考えて『こうすれば良いのでは?』『ああすれば良いのでは?』とアイディアを出して、実際に試してみるという鍛錬を子供の頃にできたことは、

自分にとって凄くプラスだったなあと、今は思うわけです。

・自分で目指している理想像がある

・その理想像に近づくための仮説を立てる

・実行してその結果を貫通する

・これを半永久的に繰り返す

こういう思考回路、忍耐力は、自分でやりたいことを見つけられる人にしか生まれないエネルギーだと思います。

東大に入れるくらいの勉強ができる人でも『問いも答えも自分次第!正解も不正かも自分次第!どれだけやるかも自分次第!過去問はないけど、ネットでググって正しいかもしれない情報は参考にできる!』みたいな感じの試練を乗り越える練習は、

試験勉強の過去問に含まれていませんので、

難しい大学に入れても、その後に経済的にも精神的にも豊になれない人が無限にいるのは、詰まるところ『なりたい理想像がない』ことが全ての原因だと思います。

だからこそ、難しそうなことでも、とにかく本気で目指す。そこに楽しさを覚える、高揚感を感じる。

そういう姿勢が、人生には一番大事です。

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藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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