
アメリカ、ロシアを国連人権理事会から追放
ウクライナの首都キエフ近郊の町で多数の民間人の遺体が発見されたことを受け、米国の国連大使は4月4日、ロシアを国連人権理事会から除名する措置を取ることを発表した。
トーマス・グリーンフィールド米国国連大使は4月4日、自身のツイッターで「ロシアが人権への正当な関心を主張するためのプロパガンダとして理事会の席を利用することは許されない」と述べ、
ロシアを国連人権理事会から追放するための措置を講じることを明らかにした。人権理事会は47カ国の加盟国で構成され、現在ロシアはそのうちの1カ国で、
人権理事会のメンバーは、任期中に人権侵害を繰り返したことが判明した場合、国連総会の3分の2の多数決で資格停止処分を受けることができるとのこと。