皆さんこんにちわ、りょすけ@webです。
この前、知人からこのような質問をいただきました。

とても興味深い質問をいただき感謝です。
じゃあ、早速答えていきましょう。
まあ、とは言っても、
身も蓋もないないですが、システム保守費の業界標準みたいなのはないと思う。
これまで5年以上、様々な現場にアサインされてきましたが、
現場で一貫性はほとんどありませんでした。
例えば、
・週に一回、常駐で保守するので月120万ください
・月100万もらってるけど、保守が重すぎて苦しいから切ってください
・格安でホムペ作ってあげるので、月間5000円〜15000円ください
・100万で作るので月二万ください
... etc
まだまだ様々だけど、一例をだすとこんな感じ。
エンジニア経験がないプロジェクトマネージャーとかだと、
相場感が掴めないのは無理もない。
システム開発の保守はケースバイケースで様々。
勿論、保守するソースの難易度に寄っても変わりますし、
保守するコードの量に寄っても変わります。
だから、結局システムの保守費用というのは
交渉をするPMと、開発をするエンジニアの力量に寄って大きく変わるわけで、
世の中の経営者や、エンジニア経営者は、自分達のこれまでの経験や、お客さんの資金力やITリテラシーによって金額を変えまくってると思います。
ぶっちゃけて言ってしまえば
僕は保守費用を請求する際は、
『お客さんがいくらだせそう』か『どのくらいだし続けてくれそう』かよく考えますし、
あまりにも高額な言い値を言うと Noと言われ、
一度Noと言われて、プロジェクト自体も頓挫したら最悪なので、
なるべくここは安全パイを狙っていきますね。
結局、難しい改修であれば追加で請求することになりますから。
以上、
ザックリとしてますがこんな感じです。
こればっかりは場数を踏んで、
『この案件で、この規模なら、毎月このくらい、払ってくれそうだし、交渉してみるか』
みたいな経験、姿勢が大切です。