【コードを読めない新人へ】コードリーディングのコツ【他人のコードを読む】

はじめに

プログラミングというのは、自分で書いてソフトウェアを作るよりも、

 

他人のコードを読み解いて改修を加えていく方が難しいです。

 

プログラミングをずっとやっていると、それが痛いほど良くわかると思う。

 

新人エンジニアが最も顕著に躓くことは、まさに「人が書いたコードが読めず、動くコードを実装できない」

 

という問題が多いわけです。

 

ということで、本日の記事では、現役エンジニアが解説する、他人のコードを読む方法・コツ・姿勢について紹介します。

 

フロントエンドから見る

まず、他人をコードを読む前に、UI/UXからバグや動作の事象確認から行いましょう。

 

何が課題になっているのか?を具体的に把握するために大事です。

 

こういうインプットを執行したら、こういうアウトプットになる or したい

 

を明確に知ることで、その部分のソースコードだけ追えば良くなります。

 

なんとなく該当する場所のファイルを全体的に見るのは良くないです。

 

Web開発だったら、該当するdivのidを突き止めて、

 

それをVSCodeで検索するという風にデバッグしましょう。

 

一言一句、読み飛ばさない

コード読めない人は、よくコードを読み飛ばします。

 

面倒くさいのは良くわかるのですが、一言一句読み飛ばしたらダメです。

 

最低でも、バグってる部分の周辺に関連するコードの部分は、

 

完全理解モードで読み解いていきましょう。

 

階段を一段ずつ登っていくように、UIの始まり(ボタン押すなど)からコードを読んでみてください。

 

「全体を読もうとしない」

GitHubに上がってるコード全部読もうとか正気の沙汰ではありません。

 

ソースコードは、あなたが思っているよりも、ずっと破茶滅茶です。

 

必要な部分だけ、必要な時だけ、必要な場所だけ、読みましょう。

 

何をしたいのか明確に言語化する

人は、目的が明確に見えているとバイタリティが爆上がりします。

 

何をやれば良いか分かっていない場合は、一旦落ち着いて考えるところから始めましょう。

 

何をしたいのか明確に言語化できることで、ググり方の精度も上がります。

 

関数や変数の名前から意味を推測する

良いコードとは、変数名や関数名を読むだけでザックリ意味が理解できます。

 

前にそのコードを書いた人も、無意味な名前をつけていることはないと思いますから、

 

想像力を働かせて、「なぜこういう名前になっているのか?」をよく考えることで、

 

自分が今どこにいるのか、見えやすくなります。

 

関数や変数のスコープに意識を向ける

一つの処理は、大抵の場合は、定められたスコープがあります。

 

そのスコープの外側には、影響は及びません。

 

そういうことをしっかりと変数や関数から見えるようになるのが大事です。

 

何故なら、どこにどんな影響が及ぶか把握できるので、デバッグが楽になります。

 

サードパーティーライブラリの存在に気をつける

Railsなどのバックエンドフレームワークを使っていると、

 

やたらめったらgemと呼ばれるサードパーティのライブラリが出てきます。

 

これ、個人的にはかなり厄介で、ネットでググっても答えが出てこないどころか、

 

ライブラリによっては全く説明不足でバグったら解決不可能なことがあります。

 

相当な上級者以外は、中のライブラリまで読めない場合があります。

 

藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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