高卒・中卒ITエンジニアの給料はいくら?【年収1000万稼げます】

はじめに

この記事に来てくださった方は、高卒や中卒の学歴の方で、

 

エンジニアを目指している方、もしくは現在エンジニアとして働いてる方だと思います。

 

そして、多くの方が知りたいこととして、高卒や中卒の学歴だと、

 

エンジニアとしての年収が上がらないのでは?という悩みがあると思います。

 

もしくは、高卒や中卒の学歴の場合、エンジニアとしての年収はどのくらい上げられるのか?ということを知りたい人だと思います。

 

大前提として、安心して頂きたいことがあります。それは、

 

エンジニアという職業は、学歴や経歴という肩書きに、収入が依存しない職業です。

 

完全に実力主義というか、実績至上主義です、中途採用の市場でWebエンジニアを求人する場合でも、

 

東大卒のスキルなし25歳よりも、

 

高卒でプログラミング経験が5年ある35歳の方が採用されます。

 

その前提を踏まえた上で、エンジニアとしての、学歴と年収の話をしていきたいと思います。

 

高卒・中卒エンジニア就職でもらえる給料はいくら?

スキルが全く無い場合

まず、もしも貴方がこれからエンジニア就職する場合、

 

高卒や中卒の状態でスキルがなければ、時給1000円くらいが妥当でしょう。

 

未経験でエンジニア就職するということは、スキルが全く無いので育ててもらう必要があります。

 

そういう場合は、最低賃金ギリギリでの雇用でも我慢しないといけないと思います。

 

正社員ですら無いかもしれません。バイトや契約社員という可能性もあります。

 

正社員として入社できた場合の年収に換算すると、額面20万円として1年目は240万とかになるかもですね。

 

スキルが年々増している場合

ただし安心してください。エンジニアというのは基本的には超・肉食の弱肉強食の世界とも言えます。

 

年々スキルが増して、営業力というかコミュニケーション能力が高ければ、学歴や年齢に全く関わらず年収が上がっていくでしょう。

 

上手にキャリアを作っていければ、中卒・高卒のエンジニアでも、正社員で以下のような年収を稼ぐことが可能です。

 

  • 1年目は年収240万円
  • 2年目は年収400万円
  • 3年目は年収550万円
  • 4年目は年収680万円
  • 5年目は年収800万円
  • 6年目は年収1000万円

 

そして、更にフリーランスなどの世界に行けば、余裕で年収1500万円は見えるでしょう。

 

さらに更に、エンジニアからのキャリアアップで、

 

PMOなどの管理系の仕事に行けば、年収2500万円くらいまでは狙えます。

高卒・中卒エンジニア就職で給料を上げるコツ

良い転職機会があったら速攻で転職する

基本的には、給料をジャンプアップで早く上げて行きたいなら、転職するか、

 

転職の機会を得た状態で社内に交渉するか、この二つの方法を取っていくと良いです。

 

おそらくですが、ほぼ同じ会社で数年以内に何百万も年収を上げることは難しいと思うので、

 

より多くのお金を出してくれる資金潤沢な会社にさっさと転職するのをお勧めします。

 

自分で「このプログラミング言語できるけど、どのくらいでオファーもらえるかな?」と数ヶ月毎にチェックして、

 

良さそうな機会があればガンガン応募してみましょう。

 

エンジニア専門の転職サイトを使ったり、

 

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ITエンジニア専門の転職エージェントを活用したりすると良いです。

 

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新しいプログラミング言語を勉強をする

エンジニアは勉強し続けることが必要です。

 

土日も自然とコーディングしちゃうくらい、プログラミングするのが当たり前の環境を作ってください。

 

そして、何年かに一回くらいは新しいプログラミング言語を覚えて、新しい言語で仕事をする癖をつける。

 

IT業界は常に人手不足なので、最新の言語を使うことが出来れば、何歳になっても年収1000万以下に下がることはないでしょう。

 

新しい言語になればなるほど、誰もできる人いないので、いつも一人勝ち状態になります。

 

新しい情報をキャッチアップし続ける

IT業界というのは、栄枯盛衰が激しく、数年前に流行っていたツールやフレームワークは、

 

すぐに新しい、より良い技術にリプレイスされがちです。

 

ですから、日々、インターネットやリアルの付き合いの中から、

 

新しい情報をキャッチアップしておくと良いと思っています。

 

エンジニアが日々情報発信をし続けている、QiitaやTwitterなどに参加したり、

 

転職エージェントや、フリーランスエージェントに登録して、

 

今、流行っているプログラミング言語や、年収が高い案件を把握しておくのもオススメです。

 

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エンジニアとして年収を上げる方法

正直なことを言います、私はこれまで数多くのエンジニアの転職相談に乗ってきたのですが、

 

スキルも経験値もあるのに、なぜか転職することを渋っている人が多い印象を受けます。

 

そういう人は、スキルも経験もあるのに安月給で会社に残り続けています。

 

私は、そういう人に言いたのです。

 

新しい技術を学び続ける意思さえあれば、仕事なんか無限にあるから、安月給しかくれない会社なんてさっさとやめた方がいいですよ。

 

と。フルリモートで、働く時間も柔軟に決められて、新しいスキルも身について、

 

むしろ転職したりフリーランスになったり、起業したりする方が100倍将来の為になります。

 

大企業やベンチャー企業に転職をする

例えば転職ドラフトとかで実際に仕事を探してみてください

 

特にベンチャー系で資金を沢山持っている会社が、

 

エンジニアに対してどれだけ高い給料を提示しているか分かるはずです。

 

エンジニア歴2年以上あるエンジニアで、今の自分のポジションや将来に不安を抱えているのであれば、

 

是非とも登録して見てみると良いと思います。

 

転職エージェントを活用する

エンジニアであれば、高卒だろうが中卒だろうがベンチャー企業や大企業に入ることができます。

 

転職エージェントと呼ばれる方々の力をフル活用すれば、自らが転職対策のようなことをしたり、

 

転職先のリサーチをしなくても、エージェントの方々がきめ細やかにサポートをしてくれます。

 

ですので、『スキルはあるけど営業や交渉が苦手』という方は、転職エージェントを使うことをオススメします。

 

 

フリーランスになる

フリーランスになるという手もあります。

 

フリーランスの場合は、税金関係などが会社から引かれないため、

 

特に手取りが爆上がりします。

 

自分で節税などの手腕を活かすこともできるので、給料あげる最も簡単な方法です。

 

また、フリーランスのIT市場では、PMOなどの上流工程の仕事ならば、

 

月単価で200万とかの案件もゴロゴロありますよね。

 

興味がある人は、登録してエージェントに話を聞いてみるのもアリだと思います。

 

 

起業する

エンジニアとして、自分で会社を作って起業しちゃうというのもアリです。

 

自分のサービスを作って成功させることができれば、上場企業を作ることも夢ではない。

 

ただし、自分で集客して時間を作っていかなえればいけないので、

 

マーケティングや営業のスキルも身につける必要がありますね。

 

もし、エンジニアとして起業を考えている場合は、まずは小さな案件を獲得して、

 

自分の時間を生贄に捧げることなく稼げる体制を作って、

 

マネジメントや採用、営業やマーケに時間を使っていくのが良いのかなと思っています。

 

例えば、一番ベタなのが、副業マッチング系のサービスを利用することです。

 

ココナラとかクラウドテックとか、ここら辺のサービスを使って受注率10%くらいまで持っていく。

 

他にも、そういう系のサービスは色々とありますよね。

 

 

それで、

 

最初は安いお金で仕事を受けて、成果を出して、楽な運用保守の案件に繋げていく、営業や交渉を頑張る。

 

こういう努力ができれば、少しずつ不労所得になっていくと思う。

 

プログラミング以外の知見も積極的に学ぶ

コミュニケーション能力とかも凄く大事です。

 

例えば、転職で使うレジュメやスキルシート、ポートフォリオを綺麗に作って、

 

自分の魅力を魅せることが出来るかどうかなども、高卒・中卒のエンジニアが成り上がるために重要です。

 

ちなみに、そういう、より稼げる仕事をゲットできるのか?みたいなサポートも、エージェントさんとかは手伝ってくれるのでお勧めです。

 

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なぜ高卒・中卒ITエンジニアでも年収1000万を稼ぐことは可能なのか?

高卒だろうが中卒だろうがエンジニアやってれば年収1000万くら可能なのですが、

 

コツ・やり方・注意点があることも事実です。

 

  • なぜ高卒・中卒ITエンジニアでも年収1000万を稼げるのか
  • 稼げるエンジニアの共通点や習慣
  • 稼げるエンジニアになる為に何をすれば良いか
  • エンジニアの将来性が高い理由

 

ここら辺を、より詳しく、ここからは解説をして行きます。

 

高卒ITエンジニアでも年収1000万を稼げる理由

エンジニアの需要は無限に拡大し続けてる

高い年収を稼げる職業には、いくつかのパターンがあるのですが、その顕著な例としては、

 

需要が拡大し続けている割に、供給が滞っている市場です。

 

昨今、DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が総称されるように、

 

IT業界以外の全ての業界がIT化しています。

 

服屋さんもラーメン屋さんも建築業者も、全部ITエンジニアを求めているのです。

 

それに比べて、プログラミングができるエンジニアの数が少なすぎるため、

 

必然的にお金を持っている会社はエンジニアを雇う為に、

 

高いお金を楽々支払うという構造ができているわけです。

 

巨大な会社がエンジニア争奪戦を繰り広げてる

大きな会社やベンチャーほど、節約よりも成長を目指して日々リスクを取ってます。

 

ITへの投資は、事業の成長エンジンに欠かせない鍵です。

 

ですから、巨大な会社や資金潤沢なベンチャーほど、高いお金を支払って、

 

エンジニアを獲得しようと頑張っています。

 

今の時代、スキルのあるエンジニアを獲得することは極めて難しいので、

 

年収1000万くらいのコストは人材費用として余裕で会社は出すわけです。

 

需要が今後高まってくるエンジニアのポジション

エンジニアとして年収を高く維持し続ける為には、

 

人気の新しいプログラミング言語を学び続ける必要があるでしょう。

 

一つの言語を極めてプロフェッショナルになるという方法もありですが、

 

そっちの方がリスクも難易度も高いでしょう。

 

Rubyが書けるエンジニアならば、Reactを覚えることは難しくないので、

 

新しい『稼げる』ポジションを見極めて毎年勉強することが大事です。

 

AI(機械学習)エンジニア

PythonやRといったデータ分析を主軸に活用されているプログラミング言語を学ぶと良いでしょう。

 

また、AIを上手に活用するために、統計学や数学の知見も学ぶべきです。

 

むしろ、本格的なデータサイエンティストは、コード書くより統計をやる人の方が多いです。

 

フロントエンドエンジニア

AWSやFirebaseといったクラウドサービスなどの出現によって、

 

バックエンド環境は手間暇かけずに作れるようになってきました。

 

しかし、フロントエンド側の仕事は、中々まだ自動化できないようです。

 

高品質なUI/UXを作ったり、高速に動くアプリを作り続ける需要は高まっていくでしょう。

 

ネイティブ(スマホ)アプリ開発者

SwiftやAndroid Javaを使ったネイティブ開発は、衰えることなく需要が高まり続けるでしょう。

 

今や全世界の7割の人が、スマホからネット接続している時代です。

 

高品質なスマホアプリを開発できる人は、資金を潤沢に持った企業からスカウトされまくります。

 

組み込み系のエンジニア

古いと思われがちの、C言語などを用いた組み込み系のエンジニアも需要は無くなりません。

 

IoTなどのテクノロジーは、まだまだ今後マーケットとして伸びていきます。

 

そういう時に、C言語などの低級言語が、重宝され続けるプログラミング言語だと思います。

 

学歴に関係なく稼げるエンジニアの特徴

需要のあるポジションを変え続ける

数年ごとに、自分が得意とするポジションを変え続けられる人は、永遠に稼ぎ続けられます。

 

元々Railsでバックエンド開発していた人が、「今はReactが熱いらしい」と思ったらすぐ、

 

Reactの仕事を獲得しに行くような、行動力が求められます。

 

プログラミング言語ごとの需要を見極められる

稼げるエンジニアというのは、大企業や資金のあるベンチャーが、

 

どんなプログラミング言語を採用しているのか?を見極めるのが上手です。

 

誰もお金を出さないオワコン言語をいつまでも書いてても稼げないでしょう。

 

新しい言語を学び続けることが苦ではない

基本的に、エンジニアという職業は、

 

プログラミングが好きな人に与えられた専売特許みたいなもんです。

 

プログラミングが好きではないという人は、どのみち無理ゲーです。

 

もしも、長いこと開発をしていたくない場合は、

 

早い段階でPMOなど上流工程の設計ができるような仕事を覚えるべきです。

 

むしろ、PMOとかなら、月200万とかの単価の仕事が沢山あるので、

 

エンジニアとしてコードを書くより稼げたりもします。

 

プログラミング未経験の方へ

この記事を読んでいる方の中には、今現在プログラマーとしての経験がない人もいるかと思います。

 

そういう方にオススメなのが、やはりプログラミングスクールに通うことです。

 

返金制度があり、尚且つ就職保証もしてくれているスクールに通うのが、オススメです。

 

プログラミングスクールに通えば、何でもかんでも魔法みたいに、

 

プログラミングができるようになるわけじゃないですが、

 

自ら自習をして習得していく覚悟や気合いがあれば、きっと挫折せずに就職まで辿り着けるでしょう。

 

 

藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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