
【解決策】仕事が地獄だと絶望してる人へ | 元底辺から人生のアドバイス | 楽な仕事はない | 【人生で大事なこと】社会は君が考えてるより残酷
仕事が地獄だと絶望してる人へ。地獄の元底辺から人生のアドバイス
この記事を読みに来てくださった方は、きっと漠然と以下のような悩み… というか課題を考えている方だと思います。
- 何でもいいから人生のアドバイスが欲しい
- 何でもいいから人生で大事なこを知りたい
- 社会はどのくらい残酷であるか気になる
- 楽な仕事はないかとか考えている
この記事では、私が過去に体験した地獄の底辺バイトの数々を赤裸々に後悔することで、
こんな人生を送りたくなければ、一生懸命にやって稼げる仕事の一つくらい持っておいた方が良いという、
人生アドバイスをお伝えしたいと思っています。
皆様にお伝えしたいことは、タイトルにも書いてあるのですが、
楽な仕事はない、誰でも出来る仕事ほど上司がブラックであるということです。
社会というのは、君らが思うよりも、ずっと残酷なところで、怖いところなのです。
ちなみにこの記事は、Quoraという質問サイト上で掲載されていた「この世の残酷な真実は何ですか?」という質問に、
私が答えたものをベースとしてます。
以下に、ご覧の通り、
あー、、しびれました。家族にも読んできかせました。朝から。私もそこそこブラックな経歴と思っていましたが、到底及びませぬ。 良いお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。
と超・好評なので、是非とも最後まで読んでもらえると嬉しいです!
楽な仕事はない、誰でも出来る仕事ほど上司がブラック
私は昔、完成したソフトウェアの動作確認みたいな、”誰でも出来るような仕事”をしてた時期があるのですが、
誰でも出来る仕事であればあるほどに、会社では辛いことが多いなという事に、過去を振り返ると思うわけです。
例えば、私は当時、派遣会社の登録社員で、指定された会社に出向していたのですが、ちょっとでも窓の方を向いて休憩しただけで、
その日の夜、派遣会社の社員から電話かかってきて、「今日、仕事中に窓の方向いてボーッとしてたろ?報告があったぞ」と注意されたりしました。
もしくは、毎日の単純作業が暇すぎて、眠くなってウトウトした日には、
派遣会社の社員から電話かかってきて、「仕事中、今日寝てたよね?ちゃんと自己管理してくれる?」とキツめに言われたりしました。
お昼休憩の時に、自分のパソコンでプログラミングの勉強をしようと思ってパソコンを開いたら、
「外部のパソコンを持ち込まないでください」と注意されたり、
スマホは会社に出社した時に、ロッカーに強制的に閉まって仕事中は出すなと言われたり、
私が、その会社の人に「出勤するのに服装の指定はありますか?」と聞いたら(スーツで毎日来るのが面倒くさかった)、
別に誰に会うわけでもないのに、「スーツでお願いします」とスーツ強要されました。
こういう話は、IT業界だけではなく、あらゆる業界で共通していました。
私はこれまで、飲食店で働いたり、でっかい倉庫の中で働いたり、介護施設で働いたり、スーパーで働いたり、引っ越しバイトやってみたり・・・etc
色々な仕事を体験してきましたが、誰でも出来る仕事であればあるほど、会社から酷い扱いを受けました。
給料が安いから、残業してくれと頼まれたら断れず、15時間も1日で働いたこともあります。
日雇いバイトで引越しの仕事を、高校生の頃に休日にやってみたときは、エレベーターがない団地の5階から家具を下ろさないといけなくて地獄でした。
あまりにも辛くて、フラフラして床に膝をついて数分腰を下ろしていたら、ヤンキーみたいな上司に怒鳴られ胸ぐらを掴まれました。
その後、日給を取りに渋谷まで来いと言われ、電車賃は出さないと言われて、信じられねえなと思いましたし、2度とやりたくないと思いました。
不要家具の回収派遣の仕事では、座る場所が無いからという理由でトラックの後ろに乗ってくれと言われ、シートベルトもクソもない、今考えれば極めて危険な移動をしたこともあります。
高校生の頃に五反田のスーパーでバイトした時は、給料が安いのに、こちらも交通費すら出されませんでしたし、遅刻したら怒鳴られました。
レジ打ちでは、ルールも多く、ロボットみたいに直立不動で、正確に出来ないと馬鹿にされました。
人が来ないスーパーで立ちっぱなしで何もやることがない時間は、あまりにも暇すぎて苦痛で苦痛で仕方がなく、たまに時計を見るたびに懲役刑を喰らっている気分になりました。
そういえば、大学に入学した直後に2ヶ月くらいだけ?品川駅の近くにあるスーパーで働いたことがあるのですが、そこの職場で人生で初めて『いじめ』みたいなものを受けました。
気持ち悪いナルシストみたいな奴に目をつけられて、仲間たちと店長とグルになり、かなり酷い扱いを受けました。裏で僕の仕事の欠点だったりを捏造して後でチクるみたいな最低な野郎でした。
そういうイジメみたいなことをする奴らって、そこにしか自分の帰属意識がないから、陰湿になるんだろうなって思ってマジでムカついてさっさと仕事を辞めました。
その後、別の仕事で冷凍倉庫でピッキング作業をしたときは、休憩時間になると、クソ寒い倉庫から暖かい室内に戻るので、毛細血管が急激に収縮して頭痛に悩まされました。そこで働いてた工場長みたいな奴は、
「辛いことしてるから金もらえるんだぞ」と私に言ってきました。そんなわけねえだろバカかって思いました。
当時、僕は10代でしたけど、仕事の同僚に50代後半?くらいのオッサンがいて、僕が「なんでこんな仕事ずっとしてるんすか」と聞いたら、「君みたいに若くないと、もう他の仕事無いんだよ」と言われました。
そうなのかなあって思いました。
介護の仕事をした時は、寝ずに働いて何個も仕事を掛け持ちしてるのに毎月の手取りは16万円くらいにしかならなくて、絶望しました。
他にも言いたいことは山ほどありまして、良くも悪くも「そのツラ一生忘れません」みたいな人は沢山いるわけですが、
まあ、なんと言いますか、この社会っていうのは、強者ほど待遇が良くなり楽になり、弱者ほど厳しくあてがわれキツくなるんだと学んだわけです。
普通は、逆じゃないですか。弱者こそ、社会的に守られるべきなのですが、
この世界は基本的には、強者であればあるほど、様々な側面から守られる世界なのだと思いました。この社会は、基本的には相当ねじまがっています。
余談ですが、だからこそ、能力がない人は、そこまで働かなくても暮らしていける生活保護のハードル低いバージョンを導入し、
稼げる人にはとことん自由に投資しまくって動ける減税の仕組みが必要です。そういう風にして、
稼げる人はめちゃ稼いでもらって福利厚生を守ってもらう、能力のない人は苦しい思いしなくても最低限は暮らしやすくなれる、
そういう仕組みが必要です。
(話がそれましたが)その後、私は自分の人生を変えるべく、プログラミングを学び、プログラマーとしてコードを書けるようになりました。
自分が、プログラマーとしてスキルを持てば持つほどに、驚くように働く環境は変わっていきました。
まず、プログラマーとして働いてて、多少の遅刻は、なんの注意も受けないのかと気が付きました。
同僚の女性デザイナーがいて、僕が「眠くったらどうしたらいいんすかね」って聞いたら「寝ればいいんじゃないですかね」と言われてカルチャーショックでした。
とある現場には、眠くったら仮眠できる仮眠部屋まで配備されてて、いつでも使っていいよと言われました。
また、スーパーで働いてた時は、一日中立ちっぱなし、客が居ても居なくても、
座ってレジを打ったり、音楽でも聴きながら仕事をすることは許されませんでした。
でも、私が最初に入った会社のプログラマーは、クッキー食べながら仕事してたり、音楽聴きながら仕事してました。
スーツでやってくる人も皆無で、皆んなに凄く尊敬されていて、かっこいいなって思いました。
でも、そういえば昔、派遣でソフトウェアの動作確認してたときも、自由に働いている人いて、羨ましいなあって思った記憶があると、思い出されます。
それで、プログラマーとして働き始めると、仕事中に窓の外を見てようが、誰にもなんにも言われなくなりました。
皆んな同じ街に暮らしているのに、生きてる世界は、皆んな全く別々だし、見えてる世界も全く別々で、同じ世界にいるのに、弱者は強者の世界を感知することも難しいんだなって理解しました。
スキルのある仕事を出来るようになったあとは、監視されながら常に仕事をするという状況が、皆無になりました。皆んな、良くも悪くも放置してくれました。
たまにブラック会社や上司があったとしても、自分のスキルは何処の会社でも通用するので、さっさと辞めて次の会社を見つけれることも出来ました。
無論、スキルが職歴なのでフリーランスになっても給料が落ちたりすることは皆無でした。むしろ色んな仕事を経験出来てレベルアップしました。
IT業界はブラックとか言われることもありますが、それは妄想だと思っています。
私はIT業界に入ってから、一度も残業を直に頼まれたことがありません。強要されたこともありません。
嫌なことがあっても速攻で辞められるので、ブラックになりようがありませんし、
むしろ、皆んな業務は4時間くらいで終わらせて、各々が自分の勉強したり、ゲームしたりしてる人もいました。
「今日はゲームしよう」とか言って会社でマリオカートが始まったこともありました。
それに、基本は皆んな、優しく接してくれるようになりましたし、なぜか皆んな、初心者の頃は、私に色々と教えてくれて育ててくれました。
誰でも出来る仕事をしてると、誰でも良いから、人材を丁寧に扱ったり、育てたりしてくれないんだと、その時、また学びました。
育ててキャリアを作れるような人材は、会社にとって有望だから、辞めないように、優しく接してくれるし、丁寧に育ててくれるんだと学びました。
リモートワークで働けたり、時短勤務が出来たり、報酬の交渉など、プログラマーとして働く以前は考えることすら出来ませんでした。
ちょっと、極端に話しすぎてるかもしれないし、プログラマーという仕事を美化しすぎてるかもしれない。
(フリーランスでプログラミングの仕事に失敗してクビになった経験も多数あるので)
だけれども、実際はキャリアの作れる仕事なら、どんな仕事でも同じだと私は確信しています。
例えば、私がプログラミング以外の仕事で、マーケティングの勉強をして、プログラミング以外のスキルも身に付いて、
マーケティング系の案件も獲得できるようになってからは、ほぼ報酬も待遇も、エンジニアと同じような状況を作り出せたので、
プログラマーに限った話ではなく、スキルのあるキャリアを持てれば、どんな職業でも変わらないと、今は強く確信しているのだが、、、
兎にも角にも、仕事っていうのは、本当に不思議なもので、誰でも出来るような仕事ほど、辛いです。
キャリアになる仕事であればあるほど、年々、お金か、待遇か、仕事のスキルか、働く時間が減るか、どれかがプラスになり続けます。生活が楽になります。自由になります。
それは、責任の代償とかそういう話でもないと思います。自由は、責任に応じて増えるものでもなくて、そういうリスクのある話じゃなくて、
シンプルに勉強すると自由が得られるだけなので、ノーリスクなわけです。だから、みなさん、勉強しましょう。人生が楽になりますよ。