LightsailでVPN接続して外国からYahoo! JAPANに接続する方法

私は今ドイツに住んでいるのですが、海外に住んでいると、外国からの接続に対して制限をかけてるWebサイトとかにアクセスできません。

その顕著な例が、Yahoo! JAPANです。その他にも、SaaSとかを使う際にデフォルト言語が英語やドイツ語となっていたり、

ハンガーゲーム3(字幕)版をAmazonで借りようと思ったら、なぜかドイツからのアクセスでは購入不可能であったり、

Netflixで映画見ようとしても外国版になってたりして散々な目に遭います。多分、チャイナとかからネット使っている人にとっては、こういう問題はより深刻でしょう。

ということで、自分でVPNを作ることにしました。やってみると思いのほか簡単でした。

 

ロケーションを日本にして固定IPを適当に割り振って、Amazon Linux 2でインスタンスを立ち上げます。

 

 

接続はこんな感じで繋げて、

 

Amazon LightsailとSoftEther VPNを使って簡単に構築できました。下記のコードをそのままコンソールからコピペ、ユーザー名とかパスワードとかは自分で決めて良いです。

 

 

開放するポートの下記のポートだけ開放すればok

TCP:1701
TCP:5555
UDP:500
UDP:4500

あとは下記のようにマックの環境設定から設定しまして。

 

 

これでVPN経由でインターネットにアクセスできるようになります。

下記のサービスを使うと、自分がどのIPで接続してるか分かる。awsの方で設定した固定IPを使ってネット接続できてることを確認してください。

接続前と接続後でIPアドレスが切り替わっているはずです。

下記の記事が参考になった。

ちなみにパフォーマンスに関しては、下記の記事を参考にした。結構良さそう。

実際のところ4台のクライアントを接続してYouTubeやiCloudの写真、動画の同期を行ったところ100MB/分程度のデータ転送であれば最大でもCPUの使用率は最大で30%程度、普通にブラウザやSNS、チャット、メールを使う分には3%も消費していないので、一番安価なプランでも十分な印象。

藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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