
米国 ウクライナに攻撃型無人機100機を提供「戦況を一気に変える絶大なインパクト」
米国のバイデン大統領は、ロシアに侵攻されているウクライナに900億円の追加支援を行うと発表した。これには100機の軍用ドローンが含まれると報じられている。
米国がウクライナに提供する軍用ドローンは、米エアロビロメント社が開発中の「スイッチブレード」だとされる。
スイッチブレード300とスイッチブレード600は、ドローンが上空から戦車などの目標物に突っ込むことで、戦車などを破壊することができる。
同社はイメージビデオも公開している。ドローンがターゲットを認識し、人間が判断して攻撃するため、軍事施設や戦車などの軍事標的を攻撃できることが強調されている。
米国がウクライナに提供予定の軍事用ドローンは、2010年にタリバン掃討のためにアフガニスタンに派遣された米軍部隊にも配備された。
米国の元国防次官補であるミック・マルロイ氏は、ニューヨーク・タイムズ紙に対し、「ウクライナに提供される軍事用無人機は特殊任務に適しており、戦況を一気に変えるほどのインパクトを持っている」と語っている。