誰と付き合っても長続きしない人とは(友達、家族、恋人、仕事仲間)
誰かとの喧嘩になったときに、無視したり、簡単に絶交出来てしまう人って、ある意味無敵だと思っています。
だって話し合って時間をかけて解決する必要がないので、一番簡単だからです。
でも、そういう一番簡単で安直な手段を行使することは、最も自分にとっても損失が大きいとも言えます。
だって、そこで人間関係が絶たれるわけですよね、人間関係って構築するのに時間かかるので、
誰であろうが失うのは損失が大きいです。
まあ、でも損失とか言っても、そもそも人間関係って損得勘定ではないですよね、普通は。
普通は人間関係って、一切の損得勘定は取り敢えず抜きで、自分の時間を捧げるのが義務だとも言えるわけですよ。
でも残念ながら、大人になるに連れて私たち人間は、
自分の経済感覚、時間感覚、価値観が同じくらい合う人間って減っていくので、
少しでも合わない人と、損得勘定抜きで付き合うってさ、一体なんのメリットがあるのかマジで謎で、
そんなことするくらいなら資産運用の本でも読んでた方が得するじゃんとか考えちゃうところが、
そもそもの間違いなんだろうとか思ったりするんだけれども、
でも、逆に言えば、そういう柵(しがらみ)みたいなものを、簡単にぶった斬って、
面倒臭いことは全回避で、自分のためだけに時間使って自己中心的を突き進める人は、
同時に人生がどこまでも最適化されていくので、得することも勿論、多いと思ったりするので、
一応トレードオフではあるんで、早い話がバランスが大事だよねってことなわけですが、
私は、残念ながら、どちらかと言えば完全に、誰とでも簡単に絶好出来てしまうタイプの人間でした。
友達だろうが、恋人だろうが、家族だろうが、仕事仲間であろうが、部下であろうが、自分の子供ですら、
基本的には全部を捨てて関係をぶち切って死ぬまで音信不通でも、多分その気になれば殆どなんとも思わない感じだと思う。
たまに夏が来るたびに、ちょっとくらい思い出すこともあるのかもしれないけども、
例えばさ、自分の子供がね、中学生くらいの途中でグレて暴走族とかになってしまったらさ、
俺だったらもうそれ以上に手をかけてぶん殴ったり怒り心頭したりすらしないと思う。
もちろん、まだ子供なんで、取り返しのつきそうなところで、一家丸ごと無理やり引っ越すくらいの努力はするかもしれないけども、
相変わらず何をやっても変わらないならば、マジで愛想尽かして、あの世でまた会いましょうみたいな感じになると思う。
俺は、そういう人間だし、そして、この記事で何よりも私が伝えたい人は、そういう性格って変わらないと思うんですよ。
今、子供の話をなんとなく出してみたけれども、例えば友達とか、恋人とか、親とかと喧嘩したときに、
あなたなら、どういう姿勢で喧嘩に望みますか?
俺だったら、いの一番に「お前とはもう縁切りだ」って言ってセイグッバイですよ、だるいんで。
でも、例えば、あなたの恋人や、友達や、家族にこういう人間がいたら、そいつは自分で変わることが出来ないと思います。
拗ねちゃったら絶対に自分で素直に謝れない人なんですよ。
僕は、自分のこういう性格をよく知ってるので、メチャクチャ毎日仕事とかでは気をつけるようにしていて、
そういう訓練を毎日やってきたから、最近はクライアントとかにちょっとやそっと詰められても、
ペコペコ謝れるし、殆ど完璧にキレを表に出さないスキルを身につけたんだけども、
それこそ完全な損得勘定ゼロの家族とか、友達とか、恋人とかと喧嘩になったら、
「はいそうですか、そういうことなら永遠に別れましょう」モードに簡単に入ってしまいそう。
だから、そろそろこの記事の結論に入っていきますけれども、
どんな人間関係でもうまくやるためには、少なくともどちらか、もしくは両方が、
喧嘩になったときに、人間関係の糸をぶった斬らず忍耐強くホールドする努力をしてくれる人が必要だし、
もし我慢強くなくて、「もうどうでもいいわあああ!」ってなっちゃう人は、
人生を通して、仕事とかで忍耐力を学んで強くなると良いと思うんですよ。
そうしないと、あなた、最高のパートナー以外とは人間関係が出来ないってことになってしまいますからね。
あなたが「別れよう」とか言い出して、「いやですよ」と言ってくれる人に出会うのって本当に難しいですからね。
そういう人がいるならば幸福ですが、そういう人がいないなら、自分が変わった方が早いですよってことです。