
マイクロソフト、年間40万トンのCO2排出を削減するデータセンターを建設。
マイクロソフトは、フィンランドの電力会社フォータムと提携し、廃熱を利用して住宅や企業を暖めるデータセンター構想の計画を発表しました。
このプロジェクトは、世界最大の廃熱リサイクルプロジェクトとなる予定です。
データセンターは、フィンランドの首都ヘルシンキに建設される予定です。このデータセンターでは、100%無公害の電力を使用し、サーバー冷却時に発生する廃熱をフォータムが回収し、家庭や企業に接続された地域暖房システムに転用することで、世界最大の廃熱リサイクルを実現するとのこと。
フォータムによると、接続される地域暖房システムは、総配管長900kmとフィンランドで2番目に大きく、ヘルシンキに隣接するエスポー市とカウナイネン市、キルコヌンミ市に住む約25万人が恩恵を受ける予定、
フォータム社の社長兼CEOであるマルクス・ラウラモ氏によると、この計画によって年間約40万トンのCO₂排出量が削減されるとのことです。