【プログラミング学習に本はいらない?】技術書のメリットとデメリットを徹底解説

はじめに

この記事に来てくださった人は、プログラミング学習を行っている人だと思います。

 

そして、プログラミング学習をする為に技術書などの本を買う意味ってあるのか考えてる人だと思います。

 

なぜなら、今の時代、本を買わなくても必要な情報をネットを検索すれば出てくるからです。

 

ネットで調べながらプログラミング学習をすれば、本なんか買わなくても良いのでは?

 

と思うのは当然だと思います。この記事では、そんな悩めるあなたへ、

 

プログラミング学習をする際に本を使う意味はあるのか?また、本を買う場合はどういう時なのか、

 

本でプログラミングを学ぶメリットとデメリットなどを合わせて紹介します。

 

『プログラミング学習に本はいらない』と言われる理由

ネットで情報が無料で手に入るから

プログラミングをしていて、何か問題にぶち当たった時、

 

それを解決してくれるのは十中八九ネットの検索です。

 

コードが動かず解決できない時、本をペラペラめくってても解決できないでしょう。

 

プログラミングとは、極端なことを言えば、自分でコードを書きながら上達していくものなので、

 

本を読んでてもスキルアップしないのでは?と言われることがあります。

 

技術がアップデートされる場合があるから

本に書いてあることが、全て正しいわけではありません。

 

特にプログラミング業界では、技術の移り変わりが激しいため、

 

数ヶ月前の情報が古くなっていることも結構あります。

 

ですから、一回出版された後に内容が変わらない本は、役に立たないと言われます。

 

費用がかかるから

プログラミング学習をするとき、本を買うと一々金がかかります。

 

一冊数千円の本とかもザラなので、普通に高いですし、何冊も毎月買ってられない人もいるでしょう。

 

その反面、ググって調べれば無料なので、本はいらないと言われます。

 

途中で読まなくなる

ぶっちゃけ、技術書を最初から最後まで読む人って大勢いるのか?という問題もあります。

 

結局、最初の方を読んで飽きてしまったり、自分が必要性を感じている部分しか読まなかったりします。

 

それなら、検索して情報を調べるのとあまり変わらないという意見もあります。

 

オンライン学習サイト・動画教材が普及したから

今の時代、わざわざ本を買わなくても、オンラインで学べる学習サイトがあったり、

 

動画で学べる学習サイトも数多くあります。そんな中で、わざわざ本を買って読む必要が、

 

あまりないのではないという意見もあります。

 

本を開きながらコードが打てない

プログラミングというのは、究極、自分でコードを打ちながら上達していくものです。

 

どうしても、本を読みながらコーディングするのって、相当なストレスがかかって出来ません。

 

なので、コーディングできない本を読んでても上達できないという意見もあります。

 

読むだけではアウトプットできないから

 

本を読むだけでは、当たり前ですがアウトプットできません。

 

プログラミングの上達は、アウトプットしていかないと絶対に上達しません。

 

ですから、アウトプットに繋がらない学習手段である本はいらない、ということになります。

 

本を使った学習のメリットは?

他方で、本を使ったプログラミング学習も、多くのメリットがあります。

 

「プログラミング学習に本はいらない!」と切り捨てるのではなく、

 

良いところと悪いところをしっかり理解して、使い分けるのが良いですよね。

 

1冊でまとまった知識を得られる

本は、0から10までしっかりボリュームがあります。

 

時系列にも沿って分かり易く解説されている本は、人気が出ます。

 

ネットで検索する学習方法は、必要な情報を、必要な部分だけ切り抜いた感じです。

 

なので、体系的に0から10を学びたい初心者ほど、本で勉強する価値があります。

 

信頼性がある(ネットの情報と比べて)

本というのは、基本的には出版するのに割と労力がかかります。

 

最近はネットで簡単に電子書籍を発売できるようになりましたが、

 

それにしても、ブログを書くことに比べたら相当な労力がかかります。

 

無論、しっかりとした出版社から出す本は、それなりのプロセスを潜り抜けないと出版できません。

 

ですので、ネットに単に書いてある情報よりも、信頼性が高いというメリットがあります。

 

学習しやすい

ネットで書かれている記事は、誰でも投稿できるし、お金にもなりにくいので、

 

割と雑にバババーっと書いてあるだけのことも多いです。技術ログなんて、そういうのが本当に多いです。

 

それに比べて、本で書かれている内容というのは、なるべく分かり易く伝えようと著者が頑張ってます。

 

なので、ネットよりも説明が分かりやすいメリットがあります。

 

おすすめのプログラミング学習の流れ

本でプログラミングの基礎を学ぶ

おすすめのプログラミング学習の方法は、初心者の人は、

 

まずは本を買って体系的に読んでみるということです。

 

例えば、HTMLとは?みたいな超ビギナー人は、ネットで検索する方法もわからないと思いますし、

 

ネットで検索したところで分からない単語ばかりだと思います。

 

そういう場合、本を買って分かりやすい初心者用の用語を隅から隅まで解説してもらうのです。

 

そうして、基礎知識をつけるのがお勧めです。

 

ネットで検索しながらプログラミングを覚える

その後に、ネットで自分でプログラミングをやりながら、少しずつ覚えていきます。

 

コーディングしている最中のバグとか、『どうすれば、こういう実装ができるのかな?』という疑問は、

 

特に本は苦手領域なので、そういうピンポイントの課題解決にはネットを使うと良いでしょう。

 

より深い知識をつけるために本を使う

本というのは、ネットよりも体系的に詳しく、そして網羅的に書いてあるという特徴があります。

 

それこそ、大きな本で、値段が高い本はそういう傾向があって、辞書みたいになってます。

 

なので、より深い知識を網羅的に覚えたい、検索する発想が浮かばないような、全く新しい知識を得たい、

 

こういうニーズがある人にも、本を買って読むのがお勧めです。

 

そういう場合は、初心者向けの本ではなく、プロ向けの大辞典みたいな本を買うのがお勧めです。

 

プログラミングのオススメ本3冊

最後に、プログラミング初心者にも、プログラミング経験者にもオススメできる良書を紹介します。

リーダブルコード

コードは理解しやすくなければならない。本書はこの原則を日々のコーディングの様々な場面に当てはめる方法を紹介する。名前の付け方、コメントの書き方など表面上の改善について。コードを動かすための制御フロー、論理式、変数などループとロジックについて。またコードを再構成するための方法。さらにテストの書き方などについて、楽しいイラストと共に説明する。日本語版ではRubyやgroongaのコミッタとしても著名な須藤功平氏による解説を収録。

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Webを支える技術

本書のテーマはWebサービスの実践的な設計。まず良いWebサービス設計の第一歩として、HTTPやURI、HTMLなどの仕様を歴史や設計思想を織り交ぜて解説。そしてWebサービスにおける設計課題、たとえば望ましいURI、HTTPメソッドの使い分け、クライアントとサーバの役割分担、設計プロセスなどについて、現時点でのベストプラクティスを紹介。 –このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。

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プログラムはなぜ動くのか

『プログラムはなぜ動くのか』14年ぶり、待望の改訂第3版!「これからの10年も通用する基本」を、より多くの読者に身につけてもらうために改訂しました。プログラムがコンピュータの中でどのように動作するのかを、誰にでもわかるように説明します。プログラムは、メモリーにロードされ、CPUによって解釈・実行されます。その仕組みを、多数の図を使って、順序だてて解説します。

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IT全史――情報技術の250年を読む

産業革命のあと、フランスで腕木通信と呼ばれる技術が誕生したのが1794年。そして、レイ・カーツワイルが主張する「シンギュラリティ」、すなわちコンピュータの能力が人間を超え、これまでとまったく異なる世界が現れるのが2045年とされている。本書は、この間250年の物語だ。情報技術の過去を振り返り、現在を検証し、将来を構想する。

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藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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