こんにちわ!
off.tokyoを運営してますりょすけです。
本日は、オンプレ&クラウドのインフラエンジニアとして活躍されている、
結月 悠(ニックネーム)さんに、仕事の話やキャリアパスを色々と聞いてみました。
最近では、クラウド技術の発展により、より注目が集まっているインフラ運営やセキュリティ面に関して、
プロフェッショナルとして日々活躍されてるエンジニアさんに、
詳しい話を伺うことで、これからインフラエンジニアを目指す初心者プログラマーの方に、
良い情報が提供できれば嬉しいなと思っています!
ぜひ、最後までご覧ください〜。
目次
オンプレもAWSも出来るインフラエンジニアの結月さんに仕事内容やキャリアパスを聞いてみた!
インフラエンジニアってどんな仕事?

その後も新人にしては異動の多い人事の影響のおかげで様々な業務を渡り歩いて現在は社内のインフラ構築・整備・保守・運用を一手に受けるチームの担当をやっています。
業務内容としては主にオンプレミスで、サーバーやルーター、スイッチ、無線APからプリンターまでネットワークに繋がるものを全て扱ってはいますが、AWSやAzureといったクラウドサービスとオンプレの接続も行っているため、ある程度はクラウドサービスにも携わることも出来ています。

インフラエンジニアとしてキャリアを歩むきっかけ

しかし、業務に慣れてくるとPMの業務性質上、システム設計を行う場面も増加し、NWやサーバーの仕組みを理解しなければならなくなってきました。そのときにプロジェクトで扱うサーバーやNWを使ってITの勉強を始め、これがエンジニアとしてのスタートでした。

優秀なインフラエンジニアの特徴はなに?

・常に最新情報にアンテナを張り巡らせているエンジニア
・俯瞰的な視点をもって、問題の本質を見抜ぬけるエンジニア
・とりあえずやってみるという心を忘れないエンジニア
②そうでないエンジニア
・出来ない理由を羅列するエンジニア(「自分がなにをしたいのか」がない)
・小手先の技術力に固執しているエンジニア
・コミュニケーションが満足に取れないエンジニア(思い込みが激しい人も含む

インフラエンジニアとしての副業に関して

「そうだ、自分のやりたいことは副業でやればいいんだ」
と思ったのがきっかけでした。そそこで苦労したことは、最初のお客さんを掴むことでしたね。
コネなんかも無かったので、最初は赤字案件でもやって評価を得ることが大事でした。
ある程度評価が就いてくると徐々に価格を上げてもお客様が来ていただけるようになりましたが、質の悪いお客様が増えてきました。
(1万円で10万円分働け、そもそもコミュニケーションが満足に取れず案件形成ができないなど)
ある日、一気に価格を上げたところ受注数は減りましたが、人間としてもきっちりした方からお声掛けいただけるようになりましたし、こちらもその分責任感が生まれていい仕事が出来るようになったのは面白かったですね。

インフラエンジニアとして働く中で一番に大変だったことは何?

本来は構築する環境の設計思想に最適化された構築を行うのが普通かとは思いますが、その案件では「いかに今までの設計思想を捨てず、新しい環境にそれを構築するか」というオーダーだったのが大変でした。

これからインフラエンジニアを目指す方へのキャリアパスのアドバイス

ただ、どんなエンジニア(アプリエンジニアやインフラエンジニア、DBエンジニアでも何でも)になるとしても、その自分の専門とする分野に関われることを「誇り」と「楽しいと思える気持ち」を持てることが大事だと思っています。
私の場合は自宅にもサーバーがあり管理しなければいけないのですが「そのノウハウなどを会社からお金もらって学べている」と思うことにしているので楽しくキャリアを積んでいます。

クラウドのインフラエンジニアと、オンプレのインフラエンジニアの違い

この支配率の大小の影響が顕著に出るのは故障・障害時の対応の仕方です。
オンプレでは全てが自分の支配下にあるため、何でも出来ます。どんな対応も取れます。
その分すべての責任は自分にあるわけなのですが…
当然故障・障害時には自分で対応しなければなりません。この責任の重さも伴いあらゆる作業には責任が伴うため、ひりついた現場を体験できます。(いい意味でも悪い意味でも
またオンプレでは物理層からアプリ層までのすべての知識を習得できるのはやはり大きいです。(それが今後のこの業界でも重要なのかはおいておいて。
一方クラウドエンジニアは真逆です。
仕事の醍醐味は殆どNW構成の設計に集約されていると思います。
クラウドのインフラはとても先進的で、フルマネージドでできることもたくさん増えてきたためそれを操れるようになるので、業務内容としてもいくらか派手になってまいりました。
何かに特化したクラウドエンジニアになる場合(AWSに強いインフラエンジニアなど)はそのクラウドサービスの設計思想に自然と染まることになります。
自分の知識が全て正しいと思い込まないで柔軟な発想をもってNWの設計ができるように心がけていければ強いクラウドエンジニアになれるかと思います。
一方障害時の話となると、やはりオンプレと比較するとできることは限られているため基本的には指をくえてみることしか出来ませんし、全てを支配下に収めることもできないので細かい点で対応出来ないことがたくさんあります。

インフラエンジニアの将来性

一方インフラエンジニアの総数はあまり変わっていないように思われます。そして不足している状況も変わらずこのまま続いていくかと思います。それは、この業界のどこに行っても必要なポジションであるにも関わらず、まだまだ地味だし、地位の向上がないためかなと思っています。
またスキルセットとしては、今までのインフラエンジニアはスキルが腐りにくく、息の長いスキルでした。しかし今後はインフラがクラウド化していくため、次々と出てくるフルマネージドサービスについていく必要があるためその他のエンジニア同様に常に新しいことに挑戦し続ける、アンテナを張り続ける必要性が増していくことになると思っています。

まとめ
いかがだったでしょうか!
色々と詳しくインフラエンジニアに関して、学べたのではないでしょうか。
この記事が、将来インフラエンジニアを目指す方の役に立てば幸いです!