世界的にPinterestの成長率がすごい。MAUが3億を超える。

 

 

ピンタレストの成長率が、すごいことになっている。

世界的に使われるSNSとなっていることは間違いない。

今や米国よりも世界で使われてる数の方が多く、

月間アクティブユーザーは3億を超えた。

私は、SNSというものが、人々にとって食欲よりも強い欲求であると知った時、

これはマーケターとして生涯をかけてクリアしないといけないと思った。

ピンタレストは、女性が毎日使ってみているので、いかに縦長の画像で、

インパクトの強い一枚を届けて、保存してもらえるかが鍵だ。

頑張って皆んなで学んでいこう。

なぜPinterestは成功してるのか

ちなみに、Quoraでピンタレストに勤めてた人が、なぜPinterestは成功してるのか?について凄く勉強になることを書いてたのでシェアします。

2014 – 2018 年の間、Pinterest に勤めていました。

「成功」とは、月間アクティブユーザ数が多く、評価額が高いという意味で捉えることにします。執筆時点で月間アクティブユーザは 2.5 億人、評価額は 123 億ドルです。

Pinterest と他のサービスの違い

Facebook, Instagram, Twitter とひとまとめにされがちですが、実はサービスとしての構造は Google の方が近いんです。

Facebook や Instagram は、基本は友達やセレブ、インフルエンサーなどがどんなことをしたのか、どんな生活をしているのか、などをフォローしたりする、人が中心のソーシャルネットワークです。

Twitter は今何をしているのかをテキストベースでコミュニケーションする、人が中心のソーシャルネットワークです。

Pinterest や Google は、なにか質問、疑問に対して答えを探すツールです。

Google が得意な質問は正解がたったひとつしかない質問に答えることです。例えば、「サンフランシスコの人口は?」など。

一方、Pinterest が得意とする質問はそれぞれのユーザにとって正解が全く違う質問です。例えば「今夜の夕ご飯は何を作ろう?」とか、「ベッドルームの模様替えをしたいんだけど、どんな部屋にすればいいだろう?」など。

Pinterest には、一応ソーシャルネットワーク的な機能もあるのですが、人をフォローしたり、フォローされなくても成り立ちます。以前あった「いいね!」ボタンも、2017 年にサンセット

されました。

このように、使われる用途がユニークで、この問題を解決しようとしているサービスは他にありません。もちろんユーザグロースをする上で、時間のパイの取り合いになりますが、ポジショニング、できることが独特であることは、「成功」の一因だと思います。

ポジティブなインターネット

私が個人的にインスパイアされた、サービスとしてのビジョン、理念は、「Pinterest で好きなことややりたいことを見つけ、それを実際にやってみてほしい」ということです。このビジョンの言い回しは、在籍していた約5年の間何回か推敲されたのですが、根底にある想いはずっと変わっていません。

Pinterest 上にあるひとつひとつのピンは、平たく言ってしまえば画像が付きのブックマークのようなものです。ほとんどのピンはリンクになっていて、クリックするともとのサイトに飛ぶことができます。しかし実際には、ピンの数だけ(現時点で公表されているのは 1900 億)人生を豊かにするアイデアがあり、それに出会える可能性があるんです。

多くのコンシューマー向けのアプリやサービスが、ユーザのスクリーンタイムを奪い合い、より長く、頻繁に滞在してくれるように躍起になっている中、Pinterest は、「やってみたいアイデアを見つけたら、是非スマホを置いて、パソコンを閉じて、それを実現してみて欲しい。それが人生を本当に豊かにするはずだから。」ということを本気で信じています。

いいね数やフォロワー数を競い合うより、アイデアを実現することを後押ししてくれるプラットフォームは、ポジティブなインターネットの使い方ですよね。

テクノロジーが魔法に感じるプロダクト

Pinterest を思い浮かべるとき、Masonry(煉瓦が積み上がった組積造)のグリッドを象徴的に思い浮かべる方も多いかもしれません。Pinterest のプロダクトとしての強さは、UI の美しさだけではありません。強固なテクノロジーカンパニーで、Discovery の体験やそれを実現しているアルゴリズムに関しては、世界トップレベルだと思います。

また、いわゆる検索エンジンがインターネット上のすべてのページをクロールし、パースして、整理し、インデックスし、引き出せるようにしているのに対して、Pinterest 上にある全てのピンは、機械的にクロールされたものではなく、ユーザが外部のウェブサイトからピンを保存してくれたものです。さらに彼らが命名したボードに、彼らが関連すると感じたピンと共に整理されているのです。人間が整理したデータは、今の時点ではどんなハイレベルな機械学習で整理したデータよりも価値があるものです。このデータが、プロダクトとしての「秘伝のタレ」の大きな一部です。

Google, Yahoo などの検索エンジンを作っていたエンジニアがチームに多く、Discovery(検索ではなく、発見)エンジンを作っています。膨大なデータ量を元にした、検索機能とレコメンデーション(関連するピン、ホームフィードなど各フィードの生成、パーソナライゼーションなど)が、もうひとつの「秘伝のタレ」です。UI を真似するアプリは数え切れないほどありますが、このテクノロジーの部分を真似できる企業が今まで出てきていないことが、直接的な競合がいない理由でもあると思います。

ユーザさんから「Pinterest は私のことを私自身よりもよく知っている。魔法のようだ。」と言ってもらえることがよくあったのですが、こう言ってもらえることは、テクノロジーカンパニーとして一番うれしい褒め言葉ですよね。

広告事業

Pinterest のビジネスモデルは広告です。現時点ではアメリカとヨーロッパの一部でしか開始されていないので、日本で使用されている方はまだ広告を目にしたことがないかもしれません。上記したレコメンデーションやフィード上のピンの中に、たまにプロモートピンが混ざっているというシンプルな仕組みです。

ただし、Pinterest のユーザのマインドセットは、他のソーシャルネットワークとは全く違うので、広告としての ROI を高くできるという強みがあります。というのも、冒頭で書いた通り、他のソーシャルネットワークは友達の様子を知りたいというモチベーションでアプリを開いているのに、広告が途中で挟まれるのは「仕方がない」「無料で使わせてもらっている代償」と感じることがあると思います。Pinterest では「やりたいこと」を探しているマインドセットなので、「新しいおうちにどんな家具を置こう?」という質問を念頭に Pinterest を見ているユーザにソファやランプの広告や、引越し業者の広告が表示されても、煩わしくなく、むしろインスパイアされることがあるかもしれません。もちろん広告には広告だという表示はありますが、コンテンツと質問の意図の中に溶け込むようになっているので、ユーザにとっての関連性が高く、よって広告主にとっても安い費用で高い効果が得られるのです。

藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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