
1950年代から2020年代までシステムエンジニアの歴史をザックリ紹介します!
#プログラミング #歴史
現在、Reactでよく開発をしております、プログラマーのりょすけと申します!
本日は、プログラマーという職業について、1950年代から2020年代までを、
ザックリ振り返ってまとめてみようと思います。
プログラマーという職業は、どこから始まり、どのような過程を経て現在に至ったのかを学ぶことで、
より深くプログラマーの知見を深めていただければ嬉しいです。
1950年代 アセンブル言語の登場
まず、コンピュータが世界で初めて開発し使われ始めたのは1940年代と言われております。
当時は、コンピュータを動かすには機械語と呼ばれる0と1のバイナリでの表現が全てだったわけですが、
科学の計算などで人間の計算能力を超えた、計算をコンピュータに任せるようになり、
段々と不便なバイナリではなく、プログラミング言語が作られるようになってくるんですね。
もっとも初期のプログラミング言語として、アセンブル言語が登場したのが、1950年代の時代ということです。
ちなみに同時期には、アセンブル言語だけではなく、
Fortranや、COBOLも出てきていますので、まさしくプログラマーという職業が生まれ出した頃と言えるでしょう。
1970年代 パーソナルコンピューターの登場
1970年代になると、本格的にパーソナルコンピューターという存在が出てきます。
パーソナルコンピューターには、この頃には計算だけをやらせるのではなく、
ゲームなどもソフトウェアとして入ってるようになり、
娯楽の分野でもパソコンは使われるようになりました。
そして、パーソナルコンピューターを動かすには、OSが必要になりますから、
必然的にこの頃より、様々な需要に適応したOSが、コンピュータメーカー達の間で乱立が始まり、
一種の戦国時代とも言える状況が出現したのがこの時代ですね。
1980年代 ビルゲイツがOS戦争の頂点に立つ
結果として、1980 ~ 1990年には、WindowsがOSの世界で主流を取り、ビル・ゲイツがフォーブス誌の世界長者番付一位となり、
世界的にプログラマという職業が完全に社会的認知を受けるようになってきました。
ソースコードは日に日に増大し、今までは一人の人間がプロダクトを作っていたものが、複数人でのチーム開発がされるようになってきて、
ソースコードに関する技術書籍の出版も盛んになり、この頃には、
プログラマの役割が分担され、その設計および指示を行うシステムエンジニアと呼ばれる職業の人も出てくるようになりました。
ちなみに、この頃にはビルゲイツは「自分はシステムエンジニアではなく、プログラマである」と発言しております。
1990年代 オープンソースや、高級言語の登場
そして、1990年以降は、OSはWindowsに、プログラミング言語も、主要なものはいくつかに(C, Java, C++, C#)落ち着いてきて、
数多くのOSやプログラミング言語は競争に消えてなくなりましたったわけですが、
この頃以降の時代では、クラウドコンピューティングなどの技術も出てきてましたので、
オープンソース系UNIXや、ブラウザで動くJavaScriptや、サーバーサイドのRubyなども普及したため、
より高級言語で、簡易的なスクリプトを組めるプログラミング言語も対応しましたね。
2010年代 ネイティブアプリやフロントエンドエンジニアの登場
2010年代は、なんといってもスマホのエンジニアや、フロントエンド開発が花ひらいた時代だと言えます。
元々は、アプリエンジニアもいませんでしたし、
フロントエンド開発は、Railsなどのフルスタックフレームワークのおまけのような立ち位置だったものが、
Reactが2013年にリリースされ、iPhoneは2007年登場なので、
それ以降、スマートフォンで動くネイティブエンジニアの需要が爆発的に増えたり、
ブラウザで動くアプリケーションは、より複雑な処理でリッチなUI / UXが、
便利に開発ができるようになり、新しいフロントエンドの需要が爆発的に広がっているという感じですね。
また、AWSなどのクラウドコンピューティング技術も市民権を獲得し始めたこともあり、
クラウドインフラのエンジニアも、需要が出てきたという感じです。
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