【エンジニア就職を目指す人へ】プログラマーのやりがい・楽しさ【プログラマーという仕事】

プログラマーの楽しさについて知ろう

プログラマーが楽しいと感じる瞬間や向いている人についてなどを紹介します。
常に最先端の技術を追い続ける仕事なので、プログラマーは人から憧れることもあり、魅力的な職業とイメージの人が多いと思います。

プログラミングのスキルを身に着けておくと、フリーランスで活躍することもできるため、将来的に自由な働き方がしたいという方にもおすすめの職業です。

美しいプログラミングが作れる楽しさや、最先端のものづくりに携わる喜びなど、プログラマーの楽しさについても紹介していきます。

プログラマーの主な仕事内容5つ

プログラマーの主な仕事内容を以下5つ紹介します。
要件定義
設計
プログラミング
テスト
運用・保守

プログラマーの仕事内容1:要件定義

要件定義・・・クライアントと話し合い、どんなものを作るか要望をまとめる段階のこと。

ここですれ違いが起きると、クライアントの希望のものと出来上がるものに食い違いが生じるため、注意が必要です。予算や人員、時間もこの時点で計画しておきます。

プログラマーの仕事内容2:設計

設計は、基本設計と詳細設計の2つあります。

基本設計
→大まかに機能が「どんなもの、何ができるか、それぞれの機能同士がどのように繋がるか」を決めていく
詳細設定
→基本設計で決められた動きをどう実現するかを設計していく

プログラマーの仕事内容3:プログラミング

プログラミング・・・詳細設計をもとにプログラミングを行う工程。

この工程以降を下流工程とも言い、プログラマーのメイン業務です。

開発ツールやテキストエディタを使って、仕様通りの動作をするようプログラムを書き込んでいきます。

プログラマーの仕事内容4:テスト

テストという工程では、単体テストと結合テストの2種類あり、作成したプログラムが正常に動くかテストしていきます。
単体テスト
→モジュール単位で動作を確認し、その後作成したプログラムを繋ぎ合わせて結合テストを行う。
結合テスト後
→外部システムと連携するかどうかを見るシステムテストを行う。
その後実際にクライアントが利用して問題ないかの運用テストを実施する。

プログラマーの仕事内容5:運用・保守

テストが無事に終わるとリリースとなり、そこからは運用・保守作業が始まります。

運用
→システムが正常に稼働しているか確認し、不具合が起こらないよう監視する
保守
→システムに不具合が生じた時にすぐに対応する。
クライアントからの修正依頼や要望などがあれば、ここで改良する。

今後のプログラミングの必要性

プログラミングはこれからどんどん必要性が高まっていくスキルです。どんどんプログラマーやエンジニアの需要は高まっています。

そしてこれからの時代はさらに変化が激しくなり、働き方やライフスタイルは流動していきます。そんな時代にプログラミングが必要である理由を紹介していきます。

リモートワーク・在宅で仕事ができるようになる

プログラミングのスキルを持っていれば、時間や場所を選ばず働くことが可能です。
プログラミングをする時に必要なのは、パソコン・ネット環境・電源だけです。

この3つがあれば、カフェや自宅でも仕事ができます。最近はリモートワークを認める会社も増えているため、スキルさえ持っていれば、リモートワークや在宅で自由度の高い働き方が可能です。

情報処理能力が向上する

インターネットが発達し、スマートフォンやパソコンを通して、毎日圧倒的な量の情報を集めることができるようになりました。

しかし、インターネットの情報量の多さに適用することが難しいと感じている人も一定数います。そしてそんな人はプログラミング学習をしてみてください。プログラミングを学ぶことで、情報処理能力が向上するため楽になるでしょう。

コードを書いている時にエラーが起きると、プログラミングに関する本を読むこともありますが、基本的エラーの解決策はインターネットで同じ事例を探します。

プログラミングを学習すればするほど、検索エンジンにはどのような言葉をいれるといいのか、どんなサイトが正しい情報を持っているのかが分かってきます。インターネット上にある無数の情報を処理する力がプログラミングによって鍛えられるのです。

現代は教養としてプログラミングを学ぶ時代です

コンピューター、そしてインターネットという新しい道具や技術の誕生で、時代の進化のスピードは加速しています。そしてプログラマーやエンジニアではない職種の人たちも、プログラミングを学ぶ必要性が高まっている時代と変化しました。

最近はAI(人工知能)の発展により、今まで人間が行っていた作業の多くが機械に代替えされるというニュースをネットやテレビで見る機会が増えました。

ニュースが予測している未来がどこまで現実になるかはわかりませんが、業務効率化のため単純作業の仕事が機械にどんどん代替えされる可能性が高いです。技術の進化によって、今働いている職業が失われてしまう可能性があるでしょう。

プログラマーやエンジニアに転職するかどうかに限らず、今自分が就いている仕事にプログラミングの技術はどう応用できるのか考えてみてください。そしてそのことを考えることで、機械にはできない、人間だけにできる仕事が何か分かります。

これからの時代を生き抜くためにも、プログラミングはとても重要な教養です。

プログラミングが楽しいと思える理由

プログラミングを始めたばかりの初心者、プログラミング未経験者の人にとって、プログラミングの楽しさが理解できない部分もあると思います。

そこでプログラミングが楽しい理由を紹介していきます。

アイディアが形にできる・動く

プログラミングの知識を身に着けると、自分で組んだプログラムを実行して動かすことができます。

自分で作れるようになると、「こうしたい」というアイデアを元に、イメージしたものを形にできたり、実際に動かせるようになるため、達成感を感じやすいです。

もちろん、高度なプログラムを形にするためには、自身がレベルアップするために勉強する必要があります。しかし勉強した結果が形に現れるため、楽しいと感じられる大きな理由となるでしょう。

論理的思考力が身につく

プログラミングを学習する過程で、プログラミングの知識以外に「論理的思考力」を身に着けることができます。

「論理的思考力」とは物事を順序だてて、解決するまでの道筋を考える能力のことです。
プログラミングではエラーが発生することが多く、自分であるいは仲間と原因を考えて改善することを求められるため、自然と論理的思考力を身に着けられます。

また「論理的思考力」は、プログラミング以外にも多くの場面で役に立ちます。例えば、問題をスピーディに解決できるなど、自分の成長を実感できると、楽しいという感情に繋がるでしょう。

転職しやすい能力が身につく

プログラマーを目指す場合、身に着けた実績やスキルは転職時のアピールポイントにもなります。仕事に使えるレベルのスキルを身に着けておくと、人に喜んでもらえるだけでなく、就職がしやすいです。

自分でシステムやアプリなどを開発した実績があると、実績やスキルによっては独立して、フリーランスとして活躍することもできるでしょう。

このようにスキルがあるだけで、安心感や自信が生まれやすくなります。

業務を効率化することできる

プログラミングは日常のさまざまな場面で活用されています。
本格的なものから簡単なものまで種類は多く、知識があれば決まった作業を自動化することが可能です。

例えば、日々行っている入力作業なども簡略化できるでしょう。
このように、自分の仕事にプログラムを活用することで、効率化できるようになると、楽しいという気持ちが生まれるでしょう。

プログラマーのやりがいや魅力4つ

プログラマーは技術を売りにしているため、難しく思われがちです。しかしその分やりがいや魅力もたくさんあります。

やりがいや魅力1:ものづくりに携わることができる

世の中で便利に活用されている電化製品や、ネットサービスなどは全てプログラミングが使われています。

自分が開発に関わったものが世間に出ていくため、自分を誇らしく思い、仕事にやりがいを感じられます。

やりがいや魅力2:手に職をつけることができる

プログラマーは多くの現場を経験するほど、技術が身に付きます。手に職をつける職業につくと、転職では非常にスムーズに採用される可能性が高いです。

特に現在はプログラミングができる人材の需要が高いため、スキルを身に着けることでキャリアアップの幅も広がるでしょう。

やりがいや魅力3:一般的に年収が高い

求人ボックスの給料ナビによると、2022年10月でのプログラマーの平均年収は419万円と言われています。(参照:求人ボックス)

日本の平均年収は433万円と言われています。(参照:Career Theory)
一般的にプログラマーは年収が高めだという事が分かります。今後IT人材は需要が高くなるため、年収も高く設定されていくでしょう。

やりがいや魅力4:スキルがあれば場所を問わず働ける

プログラマーはプログラミング言語を扱えると、起業に属さず、フリーランスとして活躍できます。

企業などから依頼された仕事を行うため、相応のスキルは必要ですが、自由な働き方に憧れる方には魅力的な職業です。IT業界は人材不足であるため、比較的仕事を選びやすいというメリットもあります。

プログラマーが楽しいと感じる瞬間7つ

プログラマーはどんな時に楽しいと感じるのでしょうか。プログラマーは大変ですが、その分楽しさを感じやすい職業です。

そこで、プログラマーが楽しいと感じる瞬間を7つ紹介します。

プログラマーが楽しいと感じる瞬間1:作成したプログラムが動いたとき

プログラマーは自分の手で自由自在にシステムを設計できます。

依頼された案件が難しければ難しいほど、システムが完成した時の達成感や喜びは大きいです。この達成感を感じたくて、プログラマーを続けているという方も多いです。

プログラマーが楽しいと感じる瞬間2:美しいプログラミングが作れたとき

プログラミングは、複数の選択肢から最適な数式を選び、形にしていきます。

書き方によって読み込みスピードが変わり、動作の速度が変わります。そのため、負担の少ないコーディングが評価されます。また、美しいプログラミングのコードは読みやすく、バグも起きにくいです。

簡潔に美しくコーディングできた時は、自分の技術の向上を実感して、仕儀の楽しさを感じられるでしょう。

プログラマーが楽しいと感じる瞬間3:クライアントから感謝されたとき

依頼したものを形にすると、クライアントから感謝されることもあります。タイトな開発納期や仕様変更で無理を言われたプロジェクトの場合は、特に感謝されます。

自分が開発に関わったものが誰かの役に立つと、苦労した甲斐があったと嬉しく感じます。さらに良い評価をもらった時は、仕事の楽しさをより感じるでしょう。

プログラマーが楽しいと感じる瞬間4:最先端のもの作りに携わっているとき

最先端の分野で人の役にたてるのは、知識やスキルのある人間と限られています。そのため自分に自信が付き、やりがいや楽しさが湧いてくるでしょう。

また、この世にありふれていないもの、新しい物の開発に関わる事で、喜びや感動を味わえます。

プログラマーが楽しいと感じる瞬間5:バグを見つけて修正したとき

プログラミングにバグはつきものです。どれだけ綿密に設計や調整を行い、完璧にプログラミングできたと思っても、上手く動かないこともあります。

このバグを見つけられると、楽しいと感じる瞬間があります。広範囲のプログラミングの中で、不具合の原因を探すには根気強さが必要です。しかし、大変だからこそ発見して修正できたときの達成感は大きいです。

プログラマーが楽しいと感じる瞬間6:新しい技術を学んでいるとき

IT業界は技術変化が激しいです。常に新しい情報に更新されるため、日々の勉強が欠かせません。

技術の変化に合わせて新しい技術を取り込みます。知識欲があり、好奇心旺盛、新しい物が好きな人にとって、プログラマーという職業は特に楽しいと感じられるでしょう。

プログラマーが楽しいと感じる瞬間7:自分の成長を感じられたとき

仕事の中で新しい技術を取り入れていく開発が増えるほど、多くの事を学びます。

ある時点からコード記述スピードが速くなったり、不具合を見つけたり、人に何かを教えることが上手になっていることがあります。

こういった時に、ふと自分の成長を感じられると、この仕事の楽しさややりがいが感じられるでしょう。

プログラマーとして楽しく仕事をするコツ4つ

プログラマーは難しい技術を学び、表現していく大変な仕事です。楽しくない時もあるでしょう。そこで、プログラマーの仕事を楽しくするコツを紹介します。

プログラマーの仕事をするコツ1:学びを楽しいものと捉える

IT業界は技術変化がとても早いため、優秀なプログラマーとして活動していくためには、最先端の知識を入れるために、日々の勉強が欠かせません。覚えることが大変で、辛くなってしまうこともあります。

しかし新しい技術を学べることは、プログラマーの醍醐味です。学びを楽しいと捉え直すことで、辛い時もモチベーションが保てるでしょう。

プログラマーの仕事をするコツ2:仕事以外でもプログラミングに興味を持つ

仕事と感じると、プログラミングから離れたい心境に陥ってしまうかもしれません。プログラミングすることは、表現の1つで、コンピューターを自分の希望通りに動かせるようにすることです。

仕事と思わず、コンピューターとやり取りできる表現としてプログラミンに興味を持ってみましょう。趣味として自作アプリなどを開発してみるのもおすすめです。

プログラマーの仕事をするコツ3:コミュニケーションを大事にする

1日中パソコンと向き合って仕事をしているイメージがあるかもしれません。しかしプログラマーはチーム作業がほとんどです。分担内容や進行確認などでチームのメンバーと連携を取るため、会話をする機会は多いです。

コミュニケーションを大切にしていると、人とのつながりもでき、仕事で行き詰ってしまった時なども相談にのってもらえます。

プログラマーの仕事をするコツ4:ストレスを溜めず心身の健康を保つ

プログラマーは、仕事によっては長時間労働になる場合もあります。上手に気分転換をしたり、健康に注意することは大切です。

長時間デスクワークをしているため、筋肉をほぐすためのストレッチを行ったり、外の空気を吸ってみたりしてみてください。休日はプログラミングから離れてみたり、趣味を満喫する時間も大切にしましょう。

プログラマーに向いている人の特徴8つ

プログラマーを目指す上で向いている人の特徴を以下8つ紹介します。

プログラマーに向いている人1:チャレンジ精神がある

プログラマーは日々新しい技術を学んだり、難解なバグを見つけたり、仕事の中で行き詰ってしまう場面が多いです。この難しい場面を楽しいと感じる栗の意欲やチャレンジ精神は必要でしょう。

プログラマーに向いている人2:ものを作ることが好き

ものを作ると聞くと、職人系や芸術系を思い浮かべるかもしれません。

しかしプログラマーも、ものづくりをしている1人です。プログラムを書き、コンピューターを動かす仕事ですが、システムを作っています。これもものづくりの1つです。

プログラミングによって出来上がるものに興味がないと、仕事は作業的になり楽しさを感じにくいです。そのため、ものづくりが好きな人、興味がある人も向いているといえるでしょう。

プログラマーに向いている人3:学習意欲が高い

好きな勉強であれば、楽しいと感じる人は多いです。プログラマーは常にIT関係の情報を集め、技術を最新に保つ勉強が必要です。

「次はどんな言語が出てくるのだろう」「新しい技術が楽しみ」「早くこの言語を身に着けたい」など学ぶことに対してワクワクしたり、学習意欲が高い人でなければ、プログラマーとして生きていくのは難しいでしょう。

プログラマーに向いている人4:論理的思考力を持っている

論理的思考は、意図する動作を実現させるために、動きに対応した記号をどう組み合わせるのかを考えます。

プログラマーの適性にかかわるため、このプログラマーを目指すのであれば、論理的思考力があるか確認しておくと良いでしょう。

現時点で論理的に考えることが難しいという方も、論理的思考力を身に着けることは可能です。論理的思考力がない、難しいからと諦める必要はありません。

プログラマーに向いている人5:新しい変化に柔軟に対応できる

IT業界は変化が早く、プログラマーが扱うスキルや知識は日々進化しています。今持っているスキルが来年には使い物にならない可能性もあります。この進化に合わせて自分の知識もアップデートしていくことが必要です。

新しいものが好き、変化を楽しいと感じる人、環境の変化に対して臨機応変に対応できる人には最適な職業です。

プログラマーに向いている人6:集中力がある

プログラマーは基本的に作業時間が長いです、そのため集中力が問われます。

何か1つの事に集中して取り組める人は、プログラマーに向いていますが、数分経つと集中力が切れてしまう、飽きてしまうという方は向いていません。

自分に集中力があるか、飽きてしまいやすいのか、勉強やスポーツ、ゲーム何でもいいので、過去の経験に当てはめて考えてみましょう。

プログラマーに向いている人7:妥協を許さない

プログラマーにミスは禁物です。バグが起きないよう徹底的に確認することが求められます。

納品後にバグが見つかると、クライアントの信頼関係に傷がついてしまいます。そのため細かな部分にも神経を使い、妥協をしない人に向いているといえるでしょう。

対して「まぁいっか」と思いやすい傾向がある人はプログラマーに向いていません。

プログラマーに向いている人8:規則やルールをきちんと受け入れる

プログラマーには一定の規則やルールがあり、それに基づいてコードを記述しています。感覚でできるものではありません。

規則やルールを素直に受け入れられる人は、プログラミングスキルの上達も早く、新しい言語が出てきた時も挫折する可能性が低いでしょう。

プログラマーに向いていない人の特徴7つ

プログラマーに向いていない人がプログラマーになると、過酷な試練に身を投じることになってしまいます。そこで、プログラマーに向いていない人の特徴を紹介します。

プログラマーに向いていない人1:パソコンが苦手

プログラマーは基本的にパソコンで作業をするため、パソコンは必須です。

基本的なパソコン操作を身に着けている人でないと、プログラマーとして働くことは難しいでしょう。知識がない場合は、パソコンを使いこなせるようにならないといけません。機械系統を扱うことが苦手であれば、余計スキルも身に付きにくいでしょう。

プログラマーに向いていない人2:学習意欲が低い

プログラマーはプログラミング言語の勉強が必要なので、学習意欲と結びつきが強いです。

プログラマーになるために特別な資格はありませんが、プログラミングスキルがなければ、プログラマーとは言えません。新しいプログラミング言語や技術が出ると情報を集め、身に着けていく姿勢も必要です。

プログラマーに向いていない人3:もの作りに興味がない

新しく何かを作ることに対して興味がないと、クリエイティブな発想は生まれにくいです。開発が終わりシステムが完成するということに対して達成感や感動を味わえないでしょう。

「言われたことだけをする」という姿勢だと作業感が増し、楽しみを感じられないため、仕事が辛くなる可能性が高いです。

プログラマーに向いていない人4:コミュニケーションをとるのが苦手

プログラマーは1人で黙々と作業をする仕事と考えている方もいるでしょう。しかしそうではなく、プログラマーは複数で作業を分担することが多いため、コミュニケーションは必須です。

トラブルが発生すると先輩に報告したり、同僚と連携してバグを探し修正したり、やり取りが必要な場面が多いです。そのためコミュニケーションを嫌がる人には向いていないでしょう。

プログラマーに向いていない人5:論理的に物事を考えるのが苦手

論理的思考で捉えられない人は、細かい計算処理に手間取ってしまいます。そのためプログラムを上手く記述することが難しいです。

論理的思考力が身についていない人は、問題を整理し、解くことに時間がかかります。プログラマーは常に問題を解いていく仕事でもあるため、論理的思考は必須です。

論理的思考力が身についていない方は身に着けることもできます。

プログラマーに向いていない人6:ルーティーン作業が好き

ルーティーン作業とは、習慣的で定型的な作業のことです。毎日同じ時間に同じ作業をするという安定を求めている方は、向いていないでしょう。

プログラマーは突然の仕様変更でスケジュールに変更があったり、不具合やトラブル対応で残業がある場合もあります。

プログラマーに向いていない人7:変化を嫌う

プログラマーは世の中の技術の変化についていく仕事です。常にIT業界の同行に対してアンテナを張り、変化を収集していく姿勢が必要です。

常に進化していくのに、同じ技術のままでは役に立ちません。会社や顧客のニーズに応えられず、現場では浮いてしまったり、扱いにくいと思われる可能性があります。

ここまでのまとめ

ここまで、プログラマーの仕事内容や必要性などプログラマーの仕事について、またプログラミングが楽しい理由ややりがいについてなどについて紹介しました。

プログラミングは難しいと感じる方も多いかもしれませんが、その分やりがいや仕事を達成した時の達成感や喜びも大きいです。

最後にプログラマーに向いている人、向いていない人について紹介しました。向いていない人の特徴に当てはまるものが合ったからと諦めるのはおすすめしません。あくまで特徴であって、向いているか、向いていないかは実際に経験してみないと分かりません。

仕事内容や魅力等を見て、プログラマーに興味を持った方は、是非挑戦してみてください。

月からは、プログラマーの仕事内容であるプログラミングについて紹介していきます。

プログラミングはだれがしても同じ?

プログラミング言語は、コンピューターと会話するための言語です。決まった言葉を決められた文法に従って入力しているようにも見えます。

しかし、どれだけ細かいコーディング規約を設け、ロジックも固めた仕様書があっても、同じコードを書くことは不可能です。

プログラミング言語によっては同じコードになりやすいものもありますが、実はとても個性的なものなのです。

分野ごとの仕事内容

プログラミングに関する仕事には主に「SE」と「プログラマー」の2種類あります。

SEとは

「SE」とは「システムエンジニア」の略です。システムエンジニアは、コンピューターを中心としたシステム全体の中のソフトウェア部分を製造する人です。

役割としては、「専門分野・マネジメント・分析・設計・コンサルティング・メンテナンス」などさまざまで、中にはプログラムを実際に触らない人もいます。

営業や顧客が必要とするシステムを汲み取り、それを実現するための、設計者を書く役割も担っています。そのために、プログラミング言語に詳しく、システム全体を見渡せる広い視野が要求されます。プログラムが使用される製品やデバイスの知識も必要です。

プログラマー

「プログラマー」は「SE」からの要求を正確に形にし、実現できるようシステムの検査やテストを行います。

「SE」が設計書を書く人であれば、プログラマーはそれを形にする人です。

「SE」が顧客の要望に応じて書き上げた設計書を、必要なプログラミング言語を使用してプログラムを組むというのがプログラマーの仕事です。

プログラマーは、「SE」から渡させる設計書の内容をプログラムに変換し、「SE」もしくは顧客の要望に沿ったシステムを作り上げていきます。

「SE」や顧客の要望をどのように解釈し、どのように作り上げるかがプログラマーの腕の見せ所です。

仕事のプログラミング

プログラミングが必要とされる分野に、パソコン上で使うソフトウェアがあります。企業で使うものとしては以下のようなものが挙げられます。

Excelなどの表計算
販売管理ソフト
労務管理ソフト
メールシステム
メモ帳

など、パソコンを使って行う全てのことにプログラムは必要とされています。

パソコンだけでなく、家庭で使う以下のものにもプログラムが使われています。
家電(冷蔵庫やエアコンなど)
オーディオ機器
冷蔵庫やエアコンの温度管理
リモコンやDVDデッキの制御システム など

スマートフォンで外部から家電を制御するシステムも作られており、今後ますます需要が伸びてくる分野です。

より高度なプログラミングスキルが必要な分野としては、以下のものが挙げられます。
産業用ロボット
自動車の自動運転
ロケットの打ち上げ など

「コンピューターウィルス」という多くの国や自治体、企業、個人が悩まされているものを解決するのもプログラマーの仕事です。情報漏洩を防ぐために、より高度なセキュリティが必要になってきます。

【大前提として】プログラミングは楽しい瞬間よりもつまらないことが多い

作業が地味

プログラミングは、結果が形になれば、達成感や充実感、喜びを得やすいですが、それまでの道のりは地道です。そのため、プログラミングの勉強をして、コードを書けるようになっても楽しくないと感じる人もいるかもしれません。

またプログラミングを学び始めた段階では、コードの意味も良く分からないため、つまらなく感じやすいでしょう。

エラー・バグとの闘い

プログラミングがつまらないと言われる最大の理由がエラー・バグとの戦いです。プログラミングをしている方ならわかるかと思いますが、コーディングの95%はエラー解消とデバッグに時間が取られます。

文法がミスしていれば、プログラムは動きません。やっとエラーが治ったと思ったら予想外の挙動でウンザリするのはあるあるの話です。

思うようにプログラムを動かせないストレスが、プログラミングを楽しくないと思わせてしまうのでしょう。

趣味のプログラミング

趣味の世界にもプログラミングは必要です。
コンピューターやデバイスで利用するアプリケーションの開発はプログラミングで行われています。

「こんなアプリがあったらいいな」「こんなゲームで遊びたい」などアイデアを形にするのもプログラムです。

現在は、音楽の再生や読書も全てスマートフォンなどのデバイス上で行うため、多種多様なプログラミングが必要とされています。

プログラミング言語には何があるのか

プログラミング言語は、言語によって得意なことが違います。そのため「どんなシステムを開発するのか」「何に使うのか」をしっかり把握し、最適なプログラミング言語を選ぶことが必要です。

どのプログラミング言語から勉強するのか悩んだときは、「自分がプログラミングで何をしたいのか」「なにを開発したいのか」を決め、それに必要なプログラミング言語を学びましょう。

求人や受託案件を見てみて、求人の多いプログラミング言語から勉強したり、汎用性の高いプログラミング言語から勉強をすると、就職や転職、フリーランスでも有利です。

プログラミング言語

プログラミング言語には以下2種類あります。
「スクリプト言語」
「コンパイラ言語」

「スクリプト言語」はコンパイラ言語に比べて低速ですが、書いたコードをその場で実行できるため、動作確認や修正が簡単に行いやすいです。

(例)Python、JavaScript、RubyやPHPなど

「コンパイラ言語」は、人間が書いたプログラムを、コンピューターが理解できるように変換する言語です。動作は高速ですが、記述が複雑です。

(例)C、C++、C#、Javaなど

言語ごとの特徴

プログラミング言語には以下3種類あります。
Python
JavaScript
Ruby

それぞれの特徴を紹介していきます。

Python

シェアを増やしている「Python」は人工知能の開発ができます。
コードもシンプルで、誰が書いても分かりやすく、分量も少なく読みやすいです。

「Evernote」「YouTube」「Instagram」など、よく使われているソフトやアプリにも多く使われているため、注目されています。

人工知能開発やアプリ開発だけでなく、以下のような事にも使用されています。
統計
分析
loTシステム開発

「Python」が人プログラマーに人気の理由には以下のことが挙げられます。
内容が分かりやすい
作業の共有がしやすい
メンテナンスも簡単

企業からも注目されていて、「Python」を扱えるプログラマーの求人は多いです。

JavaScript

根強い人気の「JavaScript」は、Web上では欠かせないプログラミング言語です。プログラマーには必須のプログラミング言語と言えます。

「JavaScript」はブラウザがあれば問題ないので、開発環境を整える必要がありません。加えて、すぐに学習を始められるのも初心者向けです。

「JavaScript」は多くのアプリやWebサイトに使われているプログラム言語であるため、今後需要がなくなる可能性は低いです。

Ruby

「Ruby」は、日本人が開発したWebアプリのためのプログラミング言語で、プログラミング教育にも取り入れられています。

日本語の解説書や解説サイトも充実していたり、開発者自身の監修による教材も出版されているなど、学習しやすい環境が整っています。

そのため、「Ruby」は未経験者が最初に学ぶプログラミング言語としておすすめです。

プログラミングが楽しいと感じる4つの瞬間

プログラミングには楽しくない、つまらない部分もありますが、それ以上につまらなさを上回る楽しい瞬間があります。

プログラミングが楽しいと感じる4つの瞬間を紹介します。

思い通りに動いてくれたとき

プログラムが自分の思い通りに動いてくれた時の感動は大きいです。
プログラムというシステムは融通が利きません。しかし正しくコードが書かれていれば、プログラムは何よりも忠実な下辺です。

思い通りに動いてくれた時の爽快さは、それまでの苦労を吹き飛ばしてくれるでしょう。

仕事でラクができたとき

プログラムのおかげで仕事がラクできた時も、プログラミングの楽しさを感じる瞬間です。そもそも、プログラミングは人が手作業でしていた事をコンピューターに代行させるために開発された技術でもあります。

もっと言うと、プログラミングは人間が怠けるために存在しているようなものです。人の手でしていた事をプログラムに任せて自分が遊べる等になった時の解放感は格別です。

プログラミングの楽しさとは少し違うかもしれませんが、自分の労力が減る魅力は大きいです。

周囲から尊敬の眼差しで見てくれたとき

プログラミングは難易度が高いため、挫折者が多いです。挫折者を横目にプログラミングスキルをレベルアップさせると、周囲から羨望の眼差しを向けられることもあります。

この瞬間は賛否両論あるかもしれませんが、最高です。承認欲求を満たすためにプログラミングをすると、楽しいと思える瞬間が増えるでしょう。

目標を達成できたとき

これはプログラミングに限った話ではありませんが、目標を達成できたらプログラミングが楽しくなります。特に難易度が上がれば上がる程、目標達成のモチベーションは上がります。

目標を達成できたら、壁にぶち当たっても、行きづまっても、プログラミングを楽しいと思えるでしょう。

1. プログラミングでできることは無限大

プログラミングは日々の生活の中で、以下のような場面で役に立っています。
スマートフォン
パソコン
ゲーム
電子決済
ロボット
ATM
電子レンジ など

挙げるとキリがなく、日常的に使っているものにプログラムは組み込まれています。今、日々の暮らしにプログラミングは欠かせないものです。

プログラミングは「あったらいいな」「便利だな」を形にすることができ、現代社会において「なくならない」技術です。アイデア次第でプログラミングは無限の可能性を秘めています。

今では世代を問わず学べる機会があるのも魅力の1つで、子どもや初心者、高齢などどの世代も、勉強をしてコードを覚えると、自分のアイデアを形にできます。

2. プログラミングが楽しい理由

2-1. 正解のない「ものづくり」が楽しい!

プログラミングは「ものづくり」ならではの楽しさが溢れています。プログラミングときくと、正解は1つしかないという数学的なイメージを持つ方が多いです。

しかし、実際プログラミングはコンピューターに指示を出すための言語であるため、答えは無数にあります。コードを書く人のアイデアや個性によってさまざまな表現ができます。

理系のイメージが強いかもしれませんが、アートや文学に通じるクリエイティブな部分も大きいです。

また「いかに少ないコードでよりシンプルに書けるか」を意識するため、ゲームを攻略するような楽しさを感じるのもプログラミングの魅力です。

エラーメッセージが解読できた時、試行錯誤しながら書いたコードが上手く反映された時などの達成感は、プログラミングの醍醐味とも言えるでしょう。

2-2. 場所を選ばず学習したり、仕事ができる

プログラミングは場所を選ばず学習したり、仕事ができるため「自由度」が高いです。
プログラミングスクールに通わなくても学ぶ機会はたくさんあり、プログラミングのソースやコードは世界中にオープンにされています。

自分の「好きな場所、好きな時間」にいつでも勉強できるため、電車やバスなどの通勤・通学時間でも勉強することが可能です。プログラマーとして就職した後も、自宅や旅先で働くことを許している会社もあります。

この柔軟さがプログラミングを楽しいと思う理由の1つでしょう。

3. プログラミングが楽しくないと感じる理由と解決策

3-1. 習得に時間がかかる

完全未経験からエンジニア転職や就職を目指す場合、プログラミング習得までに大体300時間程度が必要目安といわれています。

この膨大な必要目安時間を知り、勉強を始める前から「楽しくなさそう」と行き詰ってしまう人も多いです。

「誰でも簡単」「在宅ワークで稼げる」「自由に働けるフリーランスエンジニアになろう」などのようなネット広告の言葉を信じ、勉強を始めると、そのギャップに挫折してしまう可能性があるため、注意しましょう。

解決策

プログラミングに限らず、先の見えないゴールに向かって頑張ることはとても大変です。プログラミング習得までに必要とされる300時間を目安に、無理のないスケジュールを立て、モチベーションを上げて勉強に取り組んでみましょう。

資格取得などを目標に設定すると、合格時に頑張った証も得られるので、おすすめです。

3-2. 思い通りに進められない

プログラミングを習得することに挫折はつきものです。勉強をしていくなかで、分からない、難しいと感じることが多いため、行き詰ってしまうこともあるでしょう。

学習している人のほとんどが思い通りに進めることができず、挫折や行き詰まりを経験しています。つまり思い通りに進めることができず、行き詰ってしまうのは、誰しもが通る道であるということです。

乗り越えて初めてプログラマーとしてのスタートラインに立てるのかもしれません。この段階で諦めてしまうのは勿体ないです。

4. プログラミングが楽しいと感じる人の特徴・傾向

4-1. 自分で物事を考えられる力がある

自分で物事を考えられる力がある人は、プログラミングが楽しいと感じる傾向があります。

まずは分からないなりに仮説を立て、プログラムを書き進めるという工程がプログラミングを楽しむコツです。

「やってみよう」という意欲も持って取り組むことは、今までにないアプリやサービスを開発する上で重要です。もちろん、間違ったコードを書いてしまっても問題ありません。

自分で立てた仮説と上手く行ったコードを比べ、検証していくことで、より深くプログラミングを理解できます。自発的に考えることを意識し、楽しみながら学びましょう。

4-2. 物事をロジカルに考えることができる

コンピューターは指示通りにしか動かないため、プログラミングの文法に従い、的確に指示を出す必要があります。プログラムに不具合があると、表示されるエラーメッセージを確認し、その原因を突き止めることも必要です。

複雑な不具合に対しても「なぜ」を繰り返して考え、複数の可能性の中から絞り込むという作業が求められます。筋道を立てて正確に物事を考えられる人に適しているでしょう。

4-3. 検索力が高い

分からないことが出てきて、「諦める」「放置する」「すぐ人に聞く」ことをせず、自分で調べることが出来る人は、プログラミングを楽しめる傾向があります。

試行錯誤しながら、自分で調べたコードを書くことで、知識が身に付きやすく、自信に繋がります。答えを知ろうとしない、すぐ人に聞くよりも、自分で導き出した方が達成感もあります。

また日頃からネット検索する癖を身に着けておくと、社会に出てからもプログラマーとして大きな武器です。
プログラミングの勉強で出るエラーのほとんどはネットで検索すると解決できるものばかりです。大変に感じるかもしれませんが、根気強く検索してみましょう。

5. プログラミングが楽しくないと感じる人の特徴・傾向

5-1. 周りと比べてしまう

プログラミングを同じカリキュラムで学んでいても、これまでのバッググランドの違いから、勉強の進歩に差が出てしまう場合があります。

このような場面になった時、周りと自分を比べて、周りに追いつくためにカリキュラムを早く進めてしまう人がいます。これはせっかく学んでも、基礎がしっかり理解できないまま進めてしまうことになるため、結果プログラミングを習得できていないという結果になってします。

基礎を学ぶことは何においても大切です。基礎をしっかり理解し、自分のペースで進めていきましょう。

プログラミングは誰かと競って優劣を決めるものではありません。しっかり理解を深め、納得がいくまで挑戦し、エラーの修正を繰り返すことで、自分のものにしていくことが大切です。

周りと比べがちな人は、意識的に「自分は自分」と思うようにしてみましょう。

5-2. わからないことを自分で調べずに何でも聞いてしまう

分からないことがあると、すぐに質問して答えを求めてしまう人が中にはいます。これはいつまで経っても自分で考える知識が身に付きません。

理解が深まらないまま演習に進んでしまい、エラーを対処できず行き詰ってしまう、そして結果的にプログラミングに楽しさを感じなくなってしまうというケースに陥りやすいです。

他人から教えてもらった知識は記憶に残りにくく、自分で調べた知識は記憶に残りやすいです。分からないことはまず自分で調べ、試行錯誤しながら自分でコードを書いていくことが大切です。自分で調べて、試行錯誤しても分からない場合は、質問をしましょう。

まずは自分で考え、調べてみるという工程を意識してみてください。

5-3. 質問できずに問題を抱え込んでしまう

自分で考え、調べることを意識しすぎて、1人で考え込みすぎてしまう人がいます。自分で答えを導き出そうとする行動は素晴らしいですが、度を過ぎてしまうと効率が悪く、プログラミングを学ぶこと自体が辛くなってしまう可能性があります。

調べる時間をある程度区切ったりして、分からない時は分からないと質問する行動も大切です。しっかりと理解して、自分のものにすると、きちんと理解は深まるため、安心しましょう。

6. プログラミングが楽しいと思える学習方法

6-1. プログラミングを学ぶ目的や目標を持つ

仕事を続けるために、目標を設定することは大切です。設定した目標を達成することをやりがいと考えると、自分の成長にも繋がります。目標や目的を持たずプログラミングを始めてしまうと、途中で飽きてしまう可能性があります。

「業務を効率化するアプリを作る」「新しいスキルを習得する」「〇〇の開発に携わるなど、自分がモチベーションを保てることを目標に設定してみましょう。

6-2. 学ぶ言語や学習手順を間違えない

初心者からレベルの高い言語を学ぶと、すぐに壁にぶち当たってしまいます。せっかく勉強するなら、まずはプログラミングを楽しいと思える簡単で分かりやすい言語から始めてみましょう。

▼初心者におすすめの言語
HTML
CSS

一気にたくさんの言語に手を出さず、まずは言語を1つ選び、プログラミングの楽しさに触れてみることから始めましょう。

6-3. 何かひとつ自分でアプリケーションを作ってみよう

「できた!」という成功体験は、プログラミングを学ぶということに楽しさを生み出します。まずは何か1つ自分でアプリケーションを制作し、成功体験を増やしていってみましょう。

7. プログラミングはスクールで学ぶと楽しい

楽しくプログラミングを勉強していくためには、勉強をする環境も関係します。独学でも勉強はできますが、壁にぶち当たった時、行き詰ってしまった時に挫折してしまいがちです。

せっかく勉強を始めるなら、プログラミングスクールが楽しく、効率的に学べるのでおすすめです。

7-1. わからないことが解決できる

独学でプログラミングを勉強すると、必ず分からない壁にぶち当たった時、行き詰った時、相談できる相手が周りに欲しいと思います。

プログラミングスクールでは、講師に疑問点を質問をする環境が整っています。質問をするとエラーの解決方法を手順を見ながら丁寧に理解するまで教えてもらうことができます。

そして実際に自分がどのレベルに達しているのかなど、自分では客観視できないことなどを聞けたり、就活の相談ができたり、相談にのってもらえるのも心強いです。

7-2. 学習仲間とのコミュニケーションができる

プログラミングスクールでは同時期に勉強を始めた仲間と掲示板などを通してコミュニケーションをとりながら学べます。孤独を感じることがないため、独学よりもモチベーションを保って学習を進めていくことが可能です。

同時期に始めた人がどんなサイトを参考にしたのか、どんな場面で行きづまったか、などなどいろいろな情報を共有し、意見を交換することで、理解を深めることができます。

社会に出てプログラマーやエンジニアとして働くとなった時も、仲間と一緒に作り上げます。そういった意味でも、独学よりもスクールで仲間と学ぶ環境は良いでしょう。

7-3. モチベーションが上がる

1人で勉強が続くと、モチベーションが下がってしまったり、中だるみが起こってしまいがちです。プログラミングスクールに通うと、定期的に面談を実施しているところが多いため、雑談をしながら勉強で不安に感じていること、就職の事などの相談ができます。このような環境はモチベーションを保ちやすいです。

またタイピングの練習方法や業界の話、おすすめのサイトやニュースなど、ITに絡めた話を聞く機会がたくさんあります。IT業界は技術の進化が早いため、エンジニアとして成長し続けるためには、プログラミングの新しい知識をしっかり収集することが大切です。

スクールに通うことで、プログラミングを学習するクセや学習方法が身に付いたり、情報共有ができるのもメリットです。

プログラミングを楽しいと思えるほどスキルアップするための3ステップ

プログラミングで楽しい場面を少しでも多く作るためには、プログラミングスキルも必要です。そこで、プログラミングを楽しめるようになるレベルまでスキルを磨くステップを紹介します。

ステップ①:入門レベルを独学

入門レベルは誰かに教えてもらうのではなく、独学で行ってみましょう。なぜなら自分で試行錯誤して動かしたプログラムの方が達成感を感じやすいからです。

しかし難しい問題には手を出さないよう注意しましょう。
入門レベルと言っても、問題や本によって温度差があります。やさしいプログラミングと言っているのに、中身を見るとポイイタから説明していることはよくあるケースです。

最初は文字列の出力や足し算など、極力レベルを落としてください。自分でプログラムを自作し動かすことが大切です。

ステップ②:プログラミングスクールに通う

ある程度入門で知識が付いたら、プログラミングスクールで勉強してみましょう。
入門レベルがわかると最初は楽しいですが、徐々につまらなくなってしまいます。しかし、難しいレベルに挑戦しても独学では分からないから、勉強をやめてしまう可能性があります。

プログラミングスクールであれば、プロの講師のサポートを受けながら、自分のスキルをレベルアップしていくことができるため、自分の成長が目に見えて分かります。

より楽しくプログラミングを勉強するためにも、プログラミングスクールで学ぶことがおすすめです。

ステップ③:プログラミングで収入を得る

プログラミングスクールで自分のスキルをレベルアップさせたら、クラウドソーシングで案件を受注してみましょう。

人は自分でお金を稼げた時に、1番スキルに愛着を持ちます。プログラミングも例外ではありません。

クラウドソーシングでプログラミングスクールの修了証明をアピールすると、初心者でも案件を受注できます。最初は採算度外視でも問題ないので、プログラミングで収入を得る経験をしてみましょう。

ブラックIT企業の見分け方|社風・制度に関する4つの見分け方とは

社風や制度に関する見分け方のポイントは、以下のことが挙げられます。
中堅クラスの社員数
福利厚生
人事評価の整備度
休日制度
常駐開発の有無 など

これらは実際に働くうえで、社員にとってとても重要です。それぞれ紹介していくので、見分け方を確認しておきましょう。

中堅クラスの社員数

環境が良くない企業は離職率が高いため、勤続4年以上の中堅クラスと言われる社員の数が少ない傾向があります。そのため、中堅クラスの社員数は見分けるポイントです。

中堅クラスが多い企業であれば、あなたも3~4年以上勤続出来る可能性があります。

対して若者しかいない場合、若年層と中堅クラス以上との間に年齢の差が大きい場合は要注意です。公表される社員平均年齢や、面接担当者の雰囲気から確認してみましょう。

福利厚生・人事評価が整っているか

福利厚生とは「雇用保険の加入・有給休暇・特別休暇」などのことです。ブラック企業では、適切な設定や待遇になっていない場合が多いです。

人事評価は、社員の評価に沿って育成して生産性向上を図り、企業の業績を上げることに繋げるシステムです。

定めた目標に対し、1年間で残したプロセスと結果から給与がきまります。このシステムがない場合、社員の成長を妨げるブラック企業である可能性が高いです。

「週休2日制」と「完全週休2日制」

IT業界に限らず、大半の企業で「週休2日制」か「完全週休2日制」が採用されています。この2つの違いは以下の通りです。

「週休2日制」
1ヶ月に週2日の休みがある週が1回以上ある制度
「完全週休2日制」
毎週必ず2日の休みがある制度

どちらの週休制度を採用していない企業もあれば、採用を謳っているけれど実際に適用されていない企業もあります。これらに当てはまる企業はブラック企業を疑いましょう。

社員の心身的健康や時間的・体力的な問題も考慮せず、代替えの効く人員として過重労働を強いる可能性が高いです。

常駐開発を実施しているか

常駐開発:雇用採用された会社と別の会社に常駐して業務に携わること。

ブラック企業では低待遇の下流工程のみ任されて成長する機会がない場合があるので、常駐開発を実施している企業は要注意です。

しかしホワイト企業の中にも常駐開発はあります。そのため、常駐開発を実施しているから必ずブラックという訳ではありません。

この点を主体として見分けるのは難しいため、補足ポイントとして頭に入れておきましょう。

まとめ

プログラミングは地味でつまらないことも多いです。しかし苦労の上に達成できたという達成感や楽しさ、喜びは大きいです。

この記事で紹介したスキルをアップさせる方法を参考に、楽しくプログラミングを身に付けましょう。

藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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