
現役エンジニアが選ぶ中学生向けプログラミング入門本7選
#中学生 #プログラミング #入門 #本
こんにちわ、お元気に過ごされていますか。
りょすけです。
今日の記事では、中学生 がプログラミングを学ぶ際に、
とても勉強になるプログラミングの入門本を紹介していきます。
ご本人が自分で買うだけではなく、
お母さんやお父さんが、お子様に買ってあげられるものでもあるため、
これから中学生のお子様にプログラミングを学んでもらいたいと思ってる親御さんにも、
この記事は参考になると思います。
技術的な情報が比較的に多い本から、技術的な情報はなく、
例え話やストーリーに乗った簡単なプログラミング論が学べる本も紹介してるので、
ケースバイケースで選んでいただければいいのかなと思います。
プログラミングのコードや技術の専門用語が全く出てこない簡単な中学生向けプログラミング入門本
まずは、完全に初心者向けのプログラミング入門本で、
親御さんと一緒に読めたり、中学生でも一人スラスラ読み進めていける本のシリーズを紹介します。
それが、ルビィのぼうけんというシリーズでございます。
このシリーズは、全くプログラミングや技術のことがわからなくても、
ストーリーに沿って論理的な思考が学べる本になっていまして、
中学生だけでなく、小学生でも理解できる内容になっています。
しかし、話が単純に簡単なだけではなく、プログラミングをするのに必要な論理的な考え方や、
インターネットやソフトウェア、ロボットやAIの本質的な知識が学べる素晴らしい本になっております。
ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング
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ルビィの冒険の最初のシリーズとして、
プログラミングを始めるのに大切な、論理的な思考を学ぶことができる本で、
コードも一行も出てこないため、
プログラミング初心者の中学生の方や、親御さんと一緒にでも楽しめる本です。
話のあらすじは、女の子のルビィが、宝石を集めながら様々な問題に直面するわけですが、
大きな課題を小さな課題に分解して考えることで問題を解決したり、
プログラミングをするのに大切な問題分解の考え方などがわかります。
ルビィのぼうけん コンピューターの国のルビィ
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話のあらすじは、ルビィがコンピューターの中に入り込み、
さまざまな冒険をして、コンピューターやソフトウェアの部品や機能の役割を
知っていくという内容の本のです。
物語を通して、コンピューターの内部の動きを丁寧に読むことができて、
読んだ後には、コンピューターがどういう理屈で、
どのような部品から構成されているから分かるようになります。
ルビィのぼうけん インターネットたんけん隊
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この本から学べる知識は、ズバリ、インターネットの仕組みを知ることです。
コンピュータでプログラミング言語を作ってソフトウェアを作るわけですが、
そのソフトウェアをパブリックにして世の中に放つ場所こそ、インターネットであるわけです。
今、この文章だけ見てもよくわからないかもしれないが、本作を通して、分かりやすくインターネットを学べます。
ルビィとその友達は、積もった雪でインターネットのお城を作り。みんなで作ったインターネットが、
雪の上でどう動いているのか分かりやすく描かれているのに驚きです。
ルビィのぼうけん AIロボット、学校へいく(特製シール付き)
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AIやロボットに関する基礎的な知識を、
プログラミングのコードなどは一歳なしで学ぶことが可能です。
ルビィとは友達のジュリアと、
小さなロボットへもっと学習させなきゃいけないと学校へ連れていって、
そのロボットが学んでいく過程が、
まさしく人工知能が自ら学習を重ねていく場面を彷彿とさせる分かりやすい例です。
スクラッチで学べるプログラミングならコードなしでプログラミング学習に最適
スクラッチは小学生から高校生向けに学ぶことができる無償のプログラミングソフトウェアです。
ダウンロードして遊ぶこともできますし、ブラウザでログインして遊ぶこともできます。
プログラミングはコードを1文字1文字書きながら進めていきますが、
スクラッチはコードの命令がブロックになっておりまして、
ブロックを組み合わせながらソフトウェアが動く仕組みを学ぶことができます。
ブロックを組み合わせながら、ソフトウェアが動くところが目に見えるため、実感が掴みやすいのです。
親子でかんたん スクラッチプログラミングの図鑑
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スクラッチの体系的な情報が詰まった本になります。
お子さんと親御さんで一緒に進めていく中で、
ブロックの操作方法など分かりやすくまとめてあります。
また、ポケットリファレンスのように網羅的に情報が書かれているので、
隅々まで体系的にスクラッチでのプログラミングが学べます。
スクラッチプログラミング事例大全集
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実践的なスクラッチの学習教材です。
スクラッチとは?という基礎的な入門から、ソフトウェアが実際に動くところまで、
シーンごとに様々なプログラムの想定を組み込むことができます。
例えば、
電気とスイッチのオンオフをスクラッチでプログラミングしてみたり、
動物の猫を鳴かせるプログラムを書いてみたり、
実際にwebサービスを作るような形で学ぶことができるプログラミング初心者にとても分かりやすい教材です。
Scratchで学ぶ プログラミングとアルゴリズムの基本
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最後はスクラッチで学べるプログラミングの仕組みとアルゴリズムの基礎的な入門編です。
プログラミングをこれから学ぶ入門者の方に大切な知識として、
アルゴリズムの知識があります。
アルゴリズムは、プログラミングを効率的にするためのデザインパターンで、
より効率的なコードを書けるレシピのようなものです。
中学生くらいの方も、アルゴリズムという言葉は聞いたことあると思いますが、
スクラッチでも、ただブロックを組み立て動くソフトウェアを作るだけではなく、
この本を読むことで、そのようなデザインパターンやプログラムのレシピを学ぶことができるのでオススメです。
中学生くらいであれば頑張れば読めるIT業界やWebやプログラマーに関する良書
最後に、おまけではありますが、
中学生くらいでも頑張れば読めると思われる、より専門的な本を紹介して終わろうと思います。
これらの本にも特に専門的なコードや技術の話は出てきません。
どちらかといえば、エッセイや小説みたいに読めるプログラミングや、IT業界や、プログラマーに関する本です。
これから、もしIT業界を本気で目指す方で、より深く業界のことや、Webの技術や、プログラマーという仕事を深く知りたければ、オススメです。
しかし、それから中学一年生くらいで、親御さんがお子さんにわたす本としては、難しいかもしれないので、
この記事を読んでくださってる読者の方が、自分で欲しいと思えば、ぜひ読んでみてください。
Webを支える技術
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みなさんがGoogle Chromeとかでweb検索すると思いますが、
そのwebがどのような成り立ちでできて、
どのような技術の歴史をたどってきたのか分かる本です。
リンクと呼ばれるインターネットの住所を繋げることで実現したwebの技術はとても勉強になりますし、
それらの技術の発展に貢献したGoogleやマイクロソフトなどの企業の話もとても面白いです。
プログラミングのコードの話は書いてませんが、中学生でも読めるはずですので、
プログラミングやIT業界やWeb業界に興味がある人はオススメです。
プログラマが知るべき97のこと
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プログラマーという仕事に長年携わるアメリカのエンジニアたちが書き残したプログラミングにまつわるエッセイ集です。
プログラマーがコードを書く際に意識してる考え方や哲学が盛りだくさんで、
人生をより豊にする知恵がまぶされています。
プログラミングというのは、プログラミング的な考え方を他の人生で活用できるところに妙があると思うんですよね。
仕事の効率化や、戦略の立て方や、問題の解決方法など … etc
これからプログラミングを学ぶ学生の方は是非読んで欲しい一冊です。
世界でもっとも強力な9のアルゴリズム
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最初の方にルビィの冒険のアルゴリズムの本を紹介しましたけども、
こちらの本はより深く学術的に書かれてるアルゴリズムの本でございます。
コードのレシピと簡単に書きましたが、
例えば先人が編み出したアルゴリズムの効率性はとても凄まじいことがあり、
巨大なトラフィックをさばくようなプロダクトや、
巨大なデータベースを扱うプロダクトにおいて、
単純に動くコードだけ書いてても全く追いつけない処理を、いかに巨大な負荷に耐えうるかという深い部分の技術まで話されています。
中学生には少し難しいかもしれませんが、楽しんで読める一冊だと思うので、プログラミング初心者の方にはオススメの入門本です