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自分がプログラマーに向いているかどうか判断する方法 | 俺の天職は君にとっての苦痛かもしれない
僕がプログラミングの仕事を始めた頃、
僕は心の中で「毎日難しいいい!!でも、なんて素晴らしい仕事を手に入れたんだろううう!!」
とおもっていました。
プログラミングを始める以前の私は、川崎の工場地帯の冷凍倉庫や、時給1000円の飲食店でしか働いたことがなく、
綺麗なオフィスで座って働けること自体が幸せだったのです。(まあ最初だけでしたけどw)
それで、プログラミングという仕事は、
手に職だし、リモートでも働けるし、音楽聴きながら働けるし、給料もいいし、大手テック企業でも働けるかもしれないし、
なんなら、ソフトウェア事業で起業も出来るんじゃないかとか思えて、もうワクワクが止まりませんでした。
そのとき、僕は「明日は今日より良くなる」という希望こそ幸せになる鍵だと知りました。
それで、そんな風に考えれば、エディタやコードの話しでオタクを極める先輩エンジニアさんたちがかっこよくすら見えてきて、
どんどん仕事が好きになっていきました。
それで、少しづつ少しづつ、一段一段、だんだんとコードが書けるようになってく自分に対して、
ネットに登録してた求人サイトからいくらでも面談が取れることに対して、
あれほど望んでいたワーキングプアからも簡単に脱することが出来た気がして、
お金持ちになるには、自分が所属するマーケットの規模が8割なんだなということも知りました。
それで、そんな風に1人優越感に浸りながら、ある日僕はファーストキッチンでポテトを食べてたわけですが、
隣で後からやってきた2人の男性が話してるのが、聞こえてきたんですよ。
僕は、これまでの人生で何度か、そのようにして、
偶然聞いた知らない人たちの会話や、偶然テレビでやってた映画のワンシーンから、
何か人生において大切な気づきをもらって、お助けもらった記憶があったものてすから、
その日も静かに「ふむふむ」と聞く耳立てて盗み聞きしてたんですけとど、
内容としてはどうやら

ってな感じの内容でした。
私は、「あらあら」と思って聞いてたわけですが、
その話を聞き役に徹してたもう一方の男が、「どんな仕事してるん?」って聞いたんですよ。そしたら、話してた男はこう言ったんですよ。
『いや、Web系のプログラマーなんやけど』




声を荒げてしまってすみませんけど、
なんていうか、当時の僕のキャリアだって、彼とおんなじように研修に毛が生えた程度だったんですけど、
先輩から与えられた、AWSのEC2環境を作るだの、PHPでボタンクリックしたらOO出せだの、そんな指示をされて、プログラムが動くたびに、この上ない喜びを感じてたわけで、
俺の天職は、君にとっては苦痛って感じで、世の中には全く互いの主張や立場が相反していて相容れない人がいるんだなと痛感し、
同時に、
「結局、向き不向きなんて、好きかどうかなんだな」と結論づけました。
そして、自分が何かを好きだという感情や、お金が稼げる仕事を好きになれたこと自体が、
幸福なんだと感謝しました。
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