
ロシア語版ウィキペディアのトップエディターが逮捕される
ベラルーシの通信社Zerkaloは、「ロシア語版Wikipediaのトップエディターがベラルーシ当局に逮捕された」と報じました。
逮捕された編集者は、ロシアの新しい「フェイクニュース法」に違反した疑いがあるとの疑いがかけられています。
今回、フェイクニュース法違反で新たに逮捕されたのは、ロシア語版Wikipediaの著名な編集者として知られるマーク・バーンスタイン氏。
彼はロシア語版Wikipediaのトップ50の編集者の1人で、ローカルルールに違反する発言をパトロールするなど、その貢献度でも知られていた。
報道によると、バーンスタイン氏は、ロシアの新しい「フェイクニュース法」に違反したとして、ベラルーシの組織犯罪対策当局GUBOPikに逮捕されました。
GUBOPikは、バーンスタイン氏の写真、ソーシャルメディアのID、勤務先や Wikipediaで使用していた編集者IDなどの個人情報に加え、
バーンスタイン氏の逮捕時の動画も公式テレグラムチャンネルで公開、写真には「偽の反露情報を流した」との一文を載せていたそうです。
バーンスタイン氏は、今後15年の禁固刑になる可能性もあるとのこと。
Roskomnadzor (Russian censorship agency) has threatened to block all of Wikipedia from Russia due to its "Russian Invasion into Ukraine" article. Their main gripes: it lists Russian soldier casualty figures and describes how Ukrainian civilians/children are being killed. https://t.co/BvjttdEHrP
— Aric Toler (@AricToler) March 1, 2022