ロシアの戦車に描かれた「Z」の文字、そしてそれが戦争支援のシンボルになるまで。

ロシア軍がウクライナへの本格的な侵攻を開始する数日前の2月下旬、「Z」の文字で装飾された戦車や通信車、ロケットランチャーが国境に向かって進む画像や動画がSNSにアップされた。

キリル文字ではなくアルファベットの「Z」を使ったこの記号は、何を示しているのだろうか。デジタル情報の解析者の間では、さまざまな憶測が飛び交った。

軍事専門家は、ロシア語で「勝利のために」を意味する「Za pobedy」、あるいは「西」を意味する「Zapad」の頭文字だと解釈した。また、「ゾロ隊」を意味する、あるいはウクライナのゼレンスキー大統領の頭文字をとったものだと推測する者もいた。同大統領はビデオメッセージで、自分はロシア軍の『第一の標的』であると発言していた。

ロシア人は車に『Z』の文字を描き、『Z』のロゴが入った黒いフード付きパーカーを着る。襟元には『Z』の形をした手作りのブローチを付けている。この現象は、プーチン大統領とその取り組みが、国民の一定の支持を得ていることを示唆している。ロシア政府は、ウクライナの一部の地域を支配下に置き、勢力圏を拡大しようとしているのだ。

独立系研究者で、以前は米ワシントンのシンクタンク、ウィルソンセンターのフェローだったカミル・ガレエフ氏は、「当局はウクライナ侵攻への国民の支持を得るためにプロパガンダキャンペーンを展開し、現在多くの支持を得ている」と分析する。さらに、「わずか数日前に作られたこのシンボルは、新しいロシアのイデオロギーと国家アイデンティティの象徴となった」とも述べている。

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藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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