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東大の統計学教授に教わった「物覚えもセンスも悪くても大丈夫な理由」に超納得した話

 

昔、東大で統計学を教えてる教授の人と話す機会があって、

 

当時は僕は専修大学っていう落ち頃ぼれ大学に通ってたんだけど、

 

個人的に数学がすごく苦手で嫌いで、不得意っていうか好きじゃないって感じだったので、

 

全然勉強に身が入らず単位落としまくってたんですよね。

 

それで僕は「他の人は良いですよね、センス良くて僕なんか全く頭に入らないんですよ」って、その教授に相談したんですよ。

 

そうしたら彼は、「センスも物覚えも悪い方がむしろ良いかもしれないよ」と話し始めたんですよね。

 

僕は「え?なんでですか?」と聞き返したんだけど、彼曰く、

 

「センスのいい人って、物分かりが良いので最初から上手くできちゃうんだけど、逆に最初ダメダメだった人が、それでも必死にしがみついて頭に叩き込んだ知識って、むしろ最初から上手くできちゃう人よりも、深く深く理解できている可能性が高いんだよ。それに、いとも簡単に学んだことが頭に入る人って、それがまるで当たり前のように感じるので、執着心っていうか、エネルギー量がどうしても減ることが多い。だけれども、器量の悪い人って、謂わば自分よりも十分に頭の出来の良い人と、自分を比べたりしてさ、その分コンプレックスというか、執念燃やして頑張るじゃんか。そういう人の持ってるエネルギー量ってハンパじゃないことが多いんだよ。人生は長期戦でしょ?死ぬまで好きでやり続ける人に、頭の良いだけの人は勝てないわけ。だから、涼しい顔してなんでもこなせるよりも、異常なエネルギー量で努力する人の方が、最後は結局勝てるわけ」

 

とね。まあ、一言一句とは言わないけど、こういう風に言ったんだよね。かっこよくない?

 

ほら、そういえば村上春樹の小説でスプートニクの恋人っていう傑作があったけど、あれの中でも言ってたじゃんか。

 

「 よく育つものはゆっくり育つ」ってさ。

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