【新人へ】飛び込み営業やテレアポ(電話営業)は将来性0ですよ

はじめに

今ほどインターネットやスマホが普及してなかった時代、

 

優れた情報を探し出すのは難しい作業で、大変な作業でした。

 

ネットがないので、検索して知りたいことを、気の済むまで調べまくることが出来なかったわけです。

 

ですから、必然的に向こうから勝手にやってくる情報には、ある程度の期待を持って価値を感じてくれてました。

 

そう、飛び込み営業です。

 

でも今の時代は、情報はむしろ溢れかえっています。

 

イマドキ飛び込み営業は、招かれざる客の代表格みたいになってしまっているわけです。

 

ですから今日の記事では、テレアポなどを仕事でする無意味さ、将来性のなさを開設すると共に

 

じゃあ何をすれば良いのかっていうことや、

 

『強いて言うならば、テレアポの仕事をやる意味』について、深く考察していきたいと思います。

 

なぜ飛び込み営業・テレアポ(電話営業)はオワコンなのか?

そもそも大したスキルじゃない

飛び込み営業をやっていても、大したスキルになりません。

 

少なくとも、費用対効果が悪過ぎます。

 

例えば、若い時にエンジニアとしての実務経験を通してスキルを身につければ、

 

全く努力もせずに手取り50万くらいは25歳までに必ず行くと思います。

 

でも、どれだけ必死こいて飛び込み営業や電話営業(テレアポ)をやっていても、

 

次の転職先で、誰もそういう経験を持った人材を欲しがらないどころか、

 

自分が注ぎ込んできた時間と比較すると、全然美味しくないディールになってしまいます。

 

無論、今の時代に飛び込み営業のスキルを身につけたところで、個人事業で稼ぎまくることも、まあああああああシンドイでしょう…w

 

時代遅れで需要がない

基本的には、飛び込み営業や電話営業で、欲しくもない商品を紹介されてもスパムでしかありません。

 

何度も言うようですが、今の時代は情報は溢れかえっています。

 

客は、自分で欲しい商品があれば、自分から調べたりして勝手にあっちから申し込んできます。

 

そういう仕組みなり戦略なりが必要でして、営業っていうのは、なるべく確度の高い人に商品をオススメする仕事なのです。

 

全く確度のない人に商品を売りつけてもスパムでしかありません。

 

AIとネットには絶対に勝てない

営業の仕事を簡単にいうと、お客さんに商品をお勧めして、購入してもらうこと。

 

ネットが普及した現在、欲しいと思ったら店舗に行かずとも、すぐに購入できる時代です。

 

さらに、商品の実際の口コミや、他社製品との違いも簡単に調べることができます。

 

そうした情報は営業マンのセールストークよりもよっぽど信憑性があり、購入の後押しになります。

 

更にはAI技術の発展により、過去の購入履歴や閲覧履歴を元に、1人1人に合ったおすすめの商品を表示させることも可能になっています。

 

ネットで何かを購入をしようとしたときに、検索した記憶のない商品が「あなたへのおすすめ」と表示された経験はないでしょうか?

 

あれはまさに、AI技術の進展によるものなのです。

 

営業職はコスパが悪い

最初に説明した費用対効果の話と似ていますが、営業(特に単なる飛び込み営業とか電話営業)をおすすめしない2つ目の理由として、

 

コスパの悪さが挙げられます。飛び込みで営業に行っても、そもそも取り合ってくれる保証はなく、

 

そこに行くまでの交通費や時間が無駄になってしまいます。移動が不要で、場所を選ばないテレアポも実は非効率。

 

知らない番号からの電話は、すぐに迷惑電話として登録されてしまいますし、

 

仮に出てくれたとしても、顔の見えない相手と契約をするのはなかなかのハードルです。

 

営業職はめっちゃ疲れる

3つ目の理由は、営業職の大変さにあります。

 

いろんな場所にまわって、売り込みをしなければいけないので、体力をかなり消耗します。

 

またそれだけでなく、頭を下げてお願いをする立場なので精神的な疲れもたまります。

 

相当な体力とメンタルがないと、営業の仕事はかなり辛いものと言えるでしょう。

 

営業職は転職が難しい

営業職を辞めてもいい4つ目の理由は、転職が難しいからです。

 

営業職で培ったスキルは、形として残らないので面接官に伝えることが困難です。

 

例えば、エンジニアであればプログラミングのスキルのレベルを、明確に相手に伝えることができます。

 

一方の営業職はセールストークなどのスキルや積み上げてきた実績をその場で証明することができません。

 

仮に何かの形で証明ができたとしても、営業のスキルを他の仕事に生かすことが難しいので、転職には不利と言えるでしょう。

 

コロナの影響で営業の「脱対面」が加速している

営業職をおすすめしない5つ目の理由は、コロナで「脱対面」が加速しているからです。

 

コロナになってから、会話をするときはマスクを着用する、間隔は最低でも1m空けるなどの指針が示され、人との距離感が大きく変わりました。

 

特に、日頃関わりのない赤の他人と接することに、かなり用心深くなっています。

 

店頭での買い物ではなく、ネットショップを利用する人も増えており、

 

指定の場所に配送物を届けてもらう「置き配」のサービスも増えています。

 

このように、今の世の中は「脱対面」を意識する風潮が強くなっており、

 

赤の他人への対面での営業は、言うまでもなくやりづらい状況になっているのです。

 

仮にコロナが収束をしたとしても、2年以上もつづいたマスク生活や人との距離感の名残はなかな消えることはないでしょう。

 

対面営業はオワコンと言っても過言ではないのです。

 

若者の電話離れが進んでいるから

1つ目の理由として、「若者の電話離れ」が挙げられます。

 

SNSが普及した現代では、電話での通話よりもLINEやメッセンジャーなどで連絡を取り合うことが主流になっています。

 

声の会話より、テキストの方が考えを整理して伝えることができるという利点もあるようです。

 

さらに、電話はまとまった時間でのコミュニケーションが必要ですが、テキストでのやりとりであれば、

 

自分の好きなタイミングで返事をすることができます。

 

時間に追われる今の世の中にマッチしたツールであることが分かります。

 

電話離れが進んでいる現代において、電話営業をするのは得策とは言えません。

 

テレワークの普及でアプローチ先の人が会社にいない

2つ目の理由は、「テレワークの普及」が理由として挙げられます。

 

営業は、個人のお客様に対してだけでなく、企業に対してアプローチをすることもあります。

 

オフィスには固定電話がありますが、昨今のテレワーク普及により、

 

そもそも担当者とコンタクトをとれないという問題が発生しています。

 

断られすぎてメンタルやられる

3つ目の理由は、「メンタルの崩壊」が理由として挙げられます。

 

営業は、サービスや商品を扱ってくれるようにお願いをする立場。

 

断られたり嫌がられたりすることがほとんどです。

 

それに加え、テレアポは電話の回数もこなさなければいけず、拒絶される回数もその分多くなります。

 

営業する商品が自分では本気で良いと思っていない場合でも、作り笑顔でアピールをしなければいけないのも辛いところです。

 

自分の気持ちに嘘をつくことになるので、「仕事」と割り切れない人にはかなりの苦行と言えるでしょう。

 

 

「営業が辛い…営業職に向いていない…」という人は、別の職種への転職を検討するべし

営業が向いていない、辛いと感じるのであれば無理してつづけるのではなく、潔く別の職種に転職するのをおすすめします。

 

とは言っても、営業職の経験だけを武器に転職するのは、なかなか不安ですよね。

 

そんな人のために、元営業職でも転職がしやすい職種をご紹介します。

 

迷ったらまずは事務職がおすすめ!

1つ目は事務職です。営業職とは無縁なように思われがちですが、実は営業職のスキルを生かすことができる職種です。

 

営業職は、相手の視点を意識した分かりやすい資料づくりのスキルが求められます。

 

このようなスキルは事務職における資料作りでも生かすことができます。

 

接客業

2つ目におすすめの職種は接客業です。

 

商品の魅力をプレゼンするスキルは、物を売るアパレル業界などの接客で生かすことができます。

 

他にも、営業で培ったコミニュケーションスキルを生かすこともでき、ブライダルなどの業界にも向いているでしょう。

 

プロに相談をする

最後におすすめするのは、プロに相談する方法です。

 

営業職と一口にいっても、人それぞれ歩んできた道のりは異なります。

 

自分に合ったキャリアアップを目指すために、まずはプロに相談してみるのもおすすめです。

 

【営業】はやり方によってはオワコンではない!成功する営業手法を解説!

ここまで、営業はオワコンという話をしてきました。

 

転職も考えてみたけれど、営業職を辞めたくないと思っている人もいるのではないでしょうか。

 

営業の本質である、人に物を薦めることが好き、

 

自分のアプローチで契約を結びたいと考えている人におすすめの方法を解説していきます。

 

令和の営業は「Webマーケティング」が必須

対面や電話での営業が難しい現代の営業には、webマーケティングが必須です。

 

webマーケティングを簡単に言うと、web上で集客をしweb上で商品を購入してもらえるようにマーケティングをすること。

 

例えば、youtubeで広告を流し、商品購入のページに誘導するのもwebマーケティングの1つです。

 

対面や電話無しで、「提案商品を購入してもらう」方法は、令和の営業の在り方であるといえます。

 

自分自身が商品となる

ピンとくる方が少ないかもしれませんが、 自分自身が商品となるのも令和の営業方法といえます。

 

勘違いしてほしくないのは、自分の体を売るとかそういう話ではありません。

 

例えば、 憧れの女優が使っている愛用品を真似して買ったことや、有名人を起用しているCMを見て、

 

その商品を欲しくなったという経験をしたことはないでしょうか。

 

こういった現象は、商品自体の魅力だけでなく、商品をお薦めしている人物に強く影響されて起こります。

 

つまり、自分自身が人に影響を与えられるような存在になれば、商品の購入につなげることができるのです。

 

もちろん、芸能人になれと言っている訳ではありません。

 

以前よりも、youtubeやInstagramなどのツールにより、個人が活躍できる時代になってきています。

 

世間の人から注目されるような影響力のある人になれれば、ビジネスも断然成功しやすくなるので一度はチャレンジする価値があるでしょう。

 

まとめ

テレアポや飛び込み営業といった平成までの営業のやり方は今後通用しません。

 

どんなにやる気があっても、方法を間違えると時間と労力を無駄にすることになります。

 

コロナやAI技術の進展により、生活スタイルが大きく変わった現代。

 

それに合わせてビジネススタイルも変えていく必要があるのです。

 

商品を薦めて購入につなげる、といった営業の根本的な考え方は今後もなくなることはないでしょう。

 

常に世の中の動向を意識しながら、上手に稼ぐ術を身につけていく必要があるのです。

藤沢瞭介(Ryosuke Hujisawa)
  • りょすけと申します。18歳からプログラミングをはじめ、今はフロントエンドでReactを書いたり、AIの勉強を頑張っています。off.tokyoでは、ハイテクやガジェット、それからプログラミングに関する情報まで、エンジニアに役立つ情報を日々発信しています!

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