
【強いAIと弱いAI】違い・特徴・事例を紹介
はじめに
昨今AI(人工知能)という言葉は、世の中で頻繁に見かけますよね。
しかし、AIという言葉で一括りにされているが故に、実態がよく見えない人が多いと思います。
この記事ではこの記事のタイトルにもあるように、【強いAIと弱いAI】と区別して、
強いAIと弱いAIの違い・特徴・事例などを紹介をして行きます。
この記事を読むことで、強いAIと弱いAIの違いが明確に分かるようになり、
それぞれのAIの特徴や、事例なども知ることができます。
是非とも最後までに読んでみてください。
AIの定義とは?
AI(人工知能)の定義は、正式には英語の「Artificial Intelligence」を略した言葉です。
コンピュータというのは、人よりも遥かに早く正確に計算処理ができるわけですが、
単なる計算だではなく、機械学習を通して、その計算の結果から学習し、さらに複雑な応用課題も解けるようにして、
最終的には、単なる計算だけではなく、感情を再現したAIをも生み出すことを人間は目標としているようです。
AIの歴史
実はAIというのは、遥か昔の1950年代くらいから表舞台に出ておりました。
しかし、最近になるまでは、何も成果を残すことはできず、廃れていきました。
現在、2011年頃から、テクノロジーの進歩ととも成果が出るようになり、
ようやく商用化される所まで来て、日の目を浴びているという状況があります。
「強いAI/弱いAI」とは?
自意識を持つ「強いAI」
強いAIと弱いAIの明確な違いは、感情を持ってるか否か?という点に尽きます。
ここで言う強いAIとは、文字通り人と同じように生きているAIという認識でOKです。
自意識があり、主張できて、痛みや悲しみ、喜びを感じたら、それはもう強いAIです。
自意識を持たない「弱いAI」
しかしご存知の通り、今の時点でそういう奇跡は行っていません。
今のテクノロジーでは「感情」や「自意識」を人がコンピュータに埋め込ませることは出来てないです。
なので、今のAI開発は全て、「弱いAI」を基準に話しているという理解でOKです。
弱いAIとは、「人工知能」とは言えど、人のような知能はありません。
「汎用型AI/特化型AI」とは?
そして、更に弱いAIは、汎用型AIと特化型AIに別れます。
これらの違いを明確に知ることで、実際に我々の生活の中で、
どのようにAIが活用されているのか、浸透しているのか、分かります。
汎用型AIの特徴
汎用型AIとは、役割が限定されず、さまざまな役割や課題を処理できるシステムです。
柔軟性が高く、自分がどのような状況にあるのかを理解して、取るべき行動を考えることができます。
特化型よりも、より人間に近いシステムだといえるでしょう。
そして、汎用型のAIの精度や応用範囲を広げるのは凄く難しく、
実例で言えば、Siri、Alexa、Googleなどに代表される音声アシスタントが言えますが、
それでも、より革命的な、人間と同じレベルで意思疎通できるAIはまだないと言えます。
特化型AIの特徴
特化型AIとは、文字通り特定の処理に特化した作業をしていくAIです。
例えば画像認識のAIで、街中から犯人を捕まえるために、
防犯カメラをインターネットに接続して、街ゆく人の顔をAIが分析、
教師データをAIに食べさせ、特徴を捉えた人を街中から探すという機能が考えられます。